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2017年10月18日00:49

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弥生美術館

午前中赤坂迎賓館を見て、午後は弥生美術館に行くことにしました。本当は東博の運慶展も見たかったんですが、交通アクセスがホテル-迎賓館-弥生美術館は地下鉄南北線一本で移動できるためこちらを選んでしまいました。旅行中の移動は荷物をどうするかが問題で、これならホテルに荷物を預けて夕方取りに来るのも便利です。

ここでやっていたのは「はいからさんが通る」展です。
宝塚で上演していることもあり、宝塚のCS放送で美術館が紹介されていました。宝塚の公演はチケットが取れませんでしたが、「はいからさんが通る」を思い出して懐かしくなったので。

原画がたくさん展示されていました。原作の名場面をうまくまとめて、思った以上にたくさんの原画で構成されていました。さらに大正風俗も紹介されていて、当時の写真や雑誌を見ますと「はいからさんが通る」で描かれていたことと通じる部分がたくさんあって興味深かったです。
袴スタイルの女学生の始まり、大きなリボンを頭に付け、袴で自転車に乗るスタイルはまさしく紅緒。当時の衣装の実物も展示されていました。ただ、女学校に通い自転車を所有しているというのは当時としてはかなりのエリート層だったようです。紅緒のお父さんはもと旗本の家系で現在は陸軍少佐なのでやはり地位の高い人だったのですね。

他の作品もいくつか展示されていました。
特にファンとして追いかけていたわけではありませんが、けっこうたくさんの作品を読んでいましたね。

さて、弥生美術館はもともと高畠華宵のコレクションを所蔵する美術館です。ここに来たのはそちらを見たかったからでもあります。
現在はモダンガールをテーマにした絵が展示されていました。
いや〜〜〜、おしゃれですね〜〜〜。ため息が出るような、モダンで素敵なファッション。

その一角に「さらば故郷!」と題した絵が2種類。故郷を旅立つ少年の絵です。
少年時代にこの絵を見て心に残っていたという鹿野琢見氏が、晩年の高畠華宵が兵庫県の老人ホームにいることを知り、手紙を出して交流が始まったということです。そして少年時代に「さらば故郷!」の絵に感銘を受けたことを伝えて、同じ題材で新しく絵を描いてもらったのです。そして「華宵の会」を設立し、華宵の没後は著作権を譲り受け、弥生美術館を開館したということです。

そして、ガラスケースの中に六曲一双の大きな屏風が。
日本画を描くことを念願としていた華宵が描いた渾身の大作「移りゆく姿」です。60名に及ぶ女性の姿を描いたもので、身分も職業もさまざまな女性が描かれています。
芸者におすべらかしの女官、鹿鳴館スタイル、袴の女学生。カフェーの女給、セーラー服の女学生、断髪のモダンガール。中国服やチマチョゴリまで。角隠しの花嫁、水着にスキー服、バスガール。
私は高畠華宵の本を持っているのですが、そこに載っていたこの絵の実物が見られるなんて嬉しい驚きでした。

ついでに、隣には竹久夢二美術館があります。入場券は共通で、弥生美術館に入ったら一緒に見られます。竹久夢二にはあまり興味がないのでざっと流しました。

弥生美術館HP
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yayoi/outline.html
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