ウチには古〜い足踏みオルガンがあります。
月に一度教会の奏楽当番があるので、練習に使っています。
もともと母が若いときにコツコツとお金をためて買ったものです。母は戦後クリスチャンになって、オルガンを習って礼拝で弾くようになりました。その時に買ったものです。ストッパーもない簡単なものです。
ついでに、ウチにはアップライトピアノもあります。これは私にピアノを習わせたときに、これまた内職をしながら月賦でコツコツ支払ったもの。
前にどちらか処分して電子ピアノを買いたいと思って母に相談したら、断固拒否されました。
「私が死んだら好きにして」が最後通牒。
古い割に音が抜けることもないし、ちゃんと弾けるのでそれ以上説得するのは無理でした。
それでそのままこのオルガンで奏楽の練習をしていました。
そうしたら、先週、弾いている時に左のペダルが突然落ちました。ベルトが外れてぶら下がっています。片方のペダルだけでは音が持続しないので弾いてられません。
一応ネットで「足踏みオルガン 修理」で検索してみました。そうしたらちゃんとヒットするではありませんか。大阪市内に修理してくれるところがあったのです。オルガンの販売やレンタルをしている所で、足踏みオルガンは現在日本で製造されていませんが修理をしています、と。なので修理をお願いしました。
それまでは弾けないので、奏楽はピアノで練習しました。
周囲にラックや多読本の段ボールが積んであるので、スペースを空けておかないとと思って前日荷物を移動させたら埃も積もっていて掃除機をかけて…。
そうして今日修理に来てもらいました。修理のため後ろの板を外すのに前方に移動させたらそこも埃…。掃除機と雑巾を貸してくださいと言われました。
後ろの板を外したら、オルガンの構造がよくわかります。ベルトがどうつながっているか、それが「風袋」という装置をどう動かすか…。見に来てくれた人もあまりの古さに驚いていました。オルガンはペダルで風袋を動かして、空気を入れて音を出すのですが、風袋がすっかり劣化しています。風袋を止めている板や部品も「触るのが怖い」と言われるほど。なのでペダルを踏んでも空気がいっぱいに入らない状態だったのです。
確かに、前から音は鳴るものの持続が弱くなっているとは思っていました。なので一生懸命踏むのですが、そうしたらますます風袋の装置に負担がかかっていたという…。
今ベルトだけつけるのはできますが、どれだけ持つかかなり怪しい状態です。さらに、風袋とその部品も込みでオーバーホールする方法もありますが、引取り修理になるので高くつきますし、オルガン自体が劣化しているのでそこまで費用をかけるのはおすすめできないと…。ちなみに引取り修理をするとなると運搬費込みで約25万円ぐらい。…だったら新しいのを買った方がいいぐらいですね。
ということで、母を呼んで、中を見せて説明しました。相変わらず耳が遠くて理解力が乏しい感じですが、これはもう修理をしても無理、というのは理解してくれたようです。ということで、ついに足踏みオルガンを処分することにしました。処分するのに運搬費がいるということですが、こちらは15000円プラス消費税ぐらいだそうです。だったら処分して新しいのを買う方が絶対いいですね。
修理の方はお店では電子オルガンを扱っているのでそちらの購入をお勧めされました。その方自身もクリスチャンで、教会のオルガンの販売や修理もたくさんしているということで、奏楽にはどんなものがいいかわかっている感じです。それで、どこの教会か聞かれたので言ったら…知っていました。牧師先生のことも知っていました。しかも、ウチの教会には古い足踏みオルガン(ストッパー付き)があるのですが、その修理もしたことがあるという!
世界は狭い…。
私は前に電子ピアノが欲しいと思っていたこともあって、オルガンにしてしまったいいのかとちょっと考えました。それを言いますと、電子ピアノはピアノのタッチを再現していてオルガンのタッチと全く違う、しかも電子ピアノは本物のピアノのハンマーの返りを完全には再現できていないということ。でもオルガンを買ってしまったら、ピアノ曲は弾けないんですよね…。
でもなかなかピアノを弾くヒマはないし(ピアノ曲を仕上げようと思ったらそれなりに手間暇かかるので今の私にはかなり無理)、ここはオルガンが弾けるようになっておいた方がいいかと思って、オルガン購入を検討することにしました。お店に行ったら試弾もできるそうです。パイプオルガンの音をサンプリングしたものがあるのでそれを勧められました。
私はオルガンは習ったことがなくて、単に鍵盤を楽譜通りに押さえるしかできない状態で奏楽やっているので(人手不足)、簡単なものでいいんですけど。
ということで、ついに古い足踏みオルガンを処分するこに母が納得しました。電子オルガンになるともっと弾きやすくなるでしょう。
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