京都国立近代美術館に行ってきました。
入ってみたら、美術館のコレクション展の中にスペースが設けられていました。
いきなり「コンチネンタル」のポスターが目に飛び込んできて「うわー!!」っと興奮、ジンジャー・ロジャースの顔の部分がハゲている残念な状態でしたが…。それから「トップハット」!!!うわ〜、当時のポスターだ〜〜〜!中央は「チーク・トゥ・チーク」のナンバーを踊るアステアとロジャースがカラーで…いーなあ。
展示されているものはほとんどがアメリカ版のポスターで、時々日本のポスターがあって、両方並べて展示されていておもしろいです。「雨に唄えば」は傘をさした3人の人物が並んでいる構図は一見そっくりですが、よく見ると絵が違っていてアメリカ版の方が出来がいいように思います。
よく見る「GIGI」のデザイン性あふれるイラストは、間近で大きなポスターを見たら、ウィンクしている表情のキュートなこと!
ポスターを見ていると、ミュージカルのシーンやナンバーが浮かびます。見たことのない映画もありますが、説明を読んでいると見たくなってきます。…アメリカのアマゾンへ行ったらDVDがあるかも…いや、危ない、危ない。
それぞれのポスターにはタイトルと制作年、そして日本公開年も書いてあります。日本未公開になっているものも多いです。
日本で公開されているものはだいたいアメリカ公開から数か月遅れになっていますが、私が「おお!」と思ったのは「キス・ミー・ケイト」。アメリカ公開は1953年、日本公開は1987年。30年以上も開いています。
実はこれ、日本で未公開だったミュージカル映画を上映する企画がありまして、私はちょうどそれを見に行ったんですね。今は亡き古いサンケイホールでした。1987年でしたか…。そういえば翌年1988年に大浦みずきのトップ披露で「キス・ミー・ケイト」を上演しましたが、私は映画を見たばかりだったんですね。
このポスター展は和田誠氏のコレクションが多く含まれています。
「キス・ミー・ケイト」の日本公開時のパンフレットは和田誠氏がイラストを描いていました。…向こうのポスター持ってたんや。
ついでに、その時の未公開ミュージカル上映企画で上映された映画に、ジェームズ・ギャグニー主演の「ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディー」があります。(この映画のポスターはなかったです)。
ポスターと言うものは印刷物ではありますが、やはり実物を見るのは本で見るのと全然違いますね。ミュージカル映画の世界にどっぷりとひたることができた展覧会でした。
ちらしはフレッド・アステアの「バンド・ワゴン」から。シド・チャリシーとの「ガールハント・バレエ」のイラストが描かれています。「バンド・ワゴン」はアステアのMGM時代の傑作です。
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