左から大連賓館(旧ヤマトホテル)、旧横浜正金銀行、旧大連民生署。
大連に戻って市街地に入ります。
そうしたら、そこが満鉄で…という解説があってあわてて写真を撮りましたが、車窓からなのでいまいち合っているのかどうか不安。
そうしたら、バスが停まりました。
そこは大連賓館の横!降りて見学するんですって^〜〜!やった!
といいますのは。
大連の中心部に当たる所に、現在は中山広場、昔の大広場がありまして、大きなロータリーになっています。そしてその周辺には昔建てられた数々の近代建築がぐるりと残っているのです。大連へ行くならぜひ行きたいところです。今回大連市内観光が削られたので(大連図書館へ行ったから)、行けるかどうかものすごく気にしていたのです。
その中山広場にある大連賓館は昔のヤマトホテルです。
満鉄によって1914年に建てられました。李香蘭や川島芳子も来たことのあるホテルです。
中に入ってロビーを見ました。ちょっとあっさりめですがレトロな雰囲気が残っていてすてき〜。さらにトイレ休憩もかねて、しばらく自由見学と言うことで集合時間までお好きなように。ただし危ないので道路は渡らないでホテル周辺にいてください。
は〜い、とは言いません。せっかくここまで来たのに他の建物を見ないで済ませられるものですか。中国の道路なら渡れます。大連賓館の写真を撮った後、広場めぐりにGO!時間が少ないので駆け足です。
ロータリーは放射状に道路が伸びているので車がどんどん出たり入ったりします。まず大連賓館の隣の道路を渡って旧大連市役所(1919年)へ。正面入り口の上部が唐破風のような形になっています。そしてどの建物も元宵節の赤い提灯がついています。
次の道路を渡ったらモダンな旧東洋拓殖銀行(1935年)。
その先に旧大清銀行。洋館といった風情の屋根に、正面入り口のアーチの装飾が特徴的。
この辺りで道路を渡ろうと思ったら、かなり交通量が多くて危なそう。行くなと言われているのを無視して回っていることもあり、また「中国の道路を渡るのは大丈夫」と思って慢心すると事故の元なので、慎重に渡ります。これは一人じゃないと、誰かを連れては渡れないなと思うほど上級レベルでした。信号?横断歩道?なんですか、それは。中国で守るわけがないじゃないですか。
半分近くまで来たところでロータリーの中に入りました。建物の前の道からだと写真を撮るのに近すぎるし、時間制限があるのでショートカットになるかと思ったんですが。木があるので建物の全景を撮るのはこれまた難しいです。
そして、大連賓館のちょうど反対側にあるのが横浜正金銀行(1909年)。バロック風のドームを載せた華麗な建築です。この広場の白眉ともいうべき建物ですが、後ろに高層ビルが建っていて景観破壊で、写真がちょっと残念なことになります。
それから赤煉瓦のトンガリ屋根のロマンチックな建物は、中山広場で一番古い建物で、旧大連民生署(1908年)。現在は花旗銀行。「ふーん」と思ってたら、看板を見たらcitibankのロゴが。シティバンクって中国語で花旗銀行って言うの?なんで?
と、思って帰国後調べてみました。
シティバンクの前身はCity Bank of New Yorkと言いまして、上海のバンドに支店がありました。中国語ではニューヨークは紐約(ニュウユエ)と言うので中国語名は紐約城市銀行でしたが、いまいち語感が良くない。そこでその銀行の表にはアメリカの旗がいくつも翻っていたので人々は「花旗」と呼びました。それがそのうち銀行の正式な中国名になったということです。
さて、そろそろ時間が近づいてきたので、ロータリーの中から大連賓館に戻りました。
あわただしくてあまりいい写真は撮れませんでしたが、一応建物は一通り見られたので満足しました。
写真を「フォートラベル」にUPしていますので、その他の写真もご覧ください。
http://4travel.jp/travelogue/10999046
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