mixiユーザー(id:1362523)

2013年01月07日00:29

241 view

スペイン旅行記(23)バルセロナ(1)

バルセロナの観光名所と言えば、ガウディのサグラダ・ファミリア(聖家族教会)です。カトリックの大聖堂は何百年もかけて作られるので、ずーっと工事中なのは別に珍しくもありません。なんでどれもそんなに年月がかかるかと言いますと、信者の浄財で建築費を賄っているので、資金を集めながら作っているからです。

今回、10年ぐらい前に行った人から「どれぐらいできてるか見てきて」と言われてきました。それでガイドさんに10年ぐらい前はどれぐらいできていたかいくつか確かめてみました。
まず、外観がヘンでも、基本はカトリックの聖堂で、十字の平面プランをしています。十字の下の部分が身廊になっていて、そちらの端に正面玄関が作られることになっています。10年前はこの身廊部分もできていませんでしたが、今は形ができています。(写真は身廊と塔の部分)
でもまだ正面玄関は工事中。その前方にはアパートが建っています。玄関ができたら前方は広場になるので取り壊しになるだろうということです。それがわかっているのに、アパートには「売家」の札が下がっている窓がありました。今さら誰が買うんでしょうね、とガイドさんは言っていました。

塔も10年前より増えているそうです。塔の背後にはクレーンがあって、いかにも工事中と言った感じです。真ん中に一番高い重要な塔を建てるそうですが、まだそれはこれからです。ガウディは1926年に死んだので、100年記念になる2026年の完成を目指そうとしてピッチを上げているということです。果たしてスペイン人の速度で間に合うのか?

サグラダ・ファミリアは2010年にローマ法王から聖別され、正式な聖堂となりました。しかし、聖堂になってしまうと「入場料」が徴収できない、つまり建築費がまかなえないので、礼拝には地下の礼拝堂を使っているそうです。

敷地に入りますと、まず十字形プランの横棒の部分に当たる両側が聖堂の出入り口になっています。片方は「誕生のファサード」です。キリストの生誕に関する彫刻がびっしりです。繊細な装飾は、プラテレスコやチュリゲラ様式などのスペイン伝統の細かい装飾の伝統を引き継いでいるように思います。
中に入りますと、白を基調としたとてもきれいな聖堂です。10年ぐらい前はもっと小さい部分しかできていなくて、工事現場のようだったといいます。今は祭壇も信者席もかなりの部分ができています。柱の形がヘンなのはさすがガウディです。祭壇には磔刑像があります。窓にはステンドグラスが一部分だけはまっています。柱とそれに続くヴォールト天井がヘンなことを除けば、基本は本当に三廊式のゴシックのカテドラルそのものです。(写真)

誕生のファサードの反対側が受難のファサードです。こちらはいかにも現代彫刻っぽいゴツゴツした彫像が並んでいます。キリストの受難の各場面が表されています。キリストに口づけするユダ、3度キリストを否認して悔悛するペテロ、そして入口上部には十字架を担ぐキリスト。それより中央部分にヴェロニカ像があって、やはりカトリックはヴェロニカを重視するのかと…。入口のさらに上に磔刑像です。

それから自由見学の時間が取られました。別料金で塔に上がるエレベーターにも乗れるそうです。
「別料金で上に上がれますよ」…という言葉につられた数年前の某所での記憶がよみがえりました。だって、せっかくここまで来たんですから、見られるものは見ておかないと…。
ということで、エレベーターの行列に加わりました。本当にたくさん人がいて、エレベーターもてっぺんも狭いので行列になるんです。
エレベーターを降りると、それより低い塔のてっぺんの装飾が見えます。工事中の屋根も見えます。足場が狭くてちょっと怖かったです。(写真)

あとはお土産屋さんへ。建設費をまかなわないといけないので、グッズがいっぱいです。絵葉書としおりと、そして日本語版のガイドブックを買いました。添乗員さんはじめ他の参加者からは、一体私はどれだけの本を買っているのか…とすっかりあきれられています。私もサグラダ・ファミリアは予定外でした。ガウディにはそれほど思い入れはないのに…実物を見ると興味を持ってしまうんですよね。

旅の口コミサイト「フォートラベル」に写真をUPしています。
http://4travel.jp/travelogue/10742496
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2013年01月>
日 月 火 水 木 金 土
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031