mixiユーザー(id:1362523)

2009年09月12日23:45

570 view

中国東北・ハルピン8・最後の「困った」

名残の中央大街散策ですが、モデルン・ホテルの斜め向かいには旧松浦洋行があります。中央大街の写真にはよく出てくるバロック風の装飾の華やかな建物です。今ここは書店になっていますので、中に入ってみました。古びた階段は昔の様子を髣髴させます。本はここでもたいしたものはありませんでした。その代わり建物の内部をゆっくり眺めました。3階ではテラスに椅子を出して二人の人が座っています。従業員でしょうか?こういうテラスで外を眺めたら気持ち良さそうです。

松浦洋行から少し南へ行くと老鼎豊というスイーツの老舗があります。何種類ものケーキ、果物やアイスクリームを盛り合わせたパフェのようなものなど人気のお店です。
ここの2階より上も書店です。中はすでにざっと見ていますが、中英辞典を買おうとしてまだだったことを思い出して探しました。外国の辞書は日本のように紙が薄くなくて分厚いものが多いです。英英辞典を探したときもそうでした。あまりゴツいと使いにくいのでコンパクトなものを探しましたが、なかなか良さそうなのがありません。結局中英・英中抱き合わせで小さめサイズの辞典にしました。分厚いのでキューブのようですが。

それからCD・DVDコーナーへ行きました。特に目的もなく見て回るだけ。…だったんですが、「大敦煌」を発見。日本で中国のドラマが買えるHPがあって、そこで見かけてそのうち欲しいなと思っていたドラマです。この際ここで買ってしまおうかな。そうしたら「貞観の治」というタイトルのドラマが目に留まりました。貞観の治…唐の太宗の話!おもしろそう。
…ということでドラマ2本抱えてレジへ…。
そうしたら、カードで払おうと思ったらカードリーダーが読み込みしてくれません。今まで他のお店でも使ってきた国際的に使えるカードなのに。店員さんは銀聯カードなら使えるけど持ってないかと言います。そういえば最近中国へ行くなら銀聯カードってやたら宣伝してるなあと思ってましたが、そこまで浸透度の高いカードだったのでしょうか。今のカードで充分なので別にいらないと思っていたんですが、あったほうが便利なんでしょうか。
仕方がないので現金で支払い…と思ったら、現金が足りません。帰国間近だし手持ち分で大丈夫だと思っていたのですが…まさかドラマを買うとは思わなかったので。仕方がないのでネットで買える「大敦煌」をあきらめることにしました。

しかし、その後困ったことに気が付きました。翌日は朝が早いので空港へ行くのにリムジンバスが使えず、タクシーに乗るしかありません。ガイドブックに載っていたハルピン市内から空港への参考価格を確認しますとけっこう高く、残りの現金ではどう考えても足りません。
ということで、円はまだあるので両替するしかなさそうです。そしてホテルのフロントへ。セーフティーボックスに入れてあるのを出してもらいます。(これが実はぜんぜんセーフティー「ボックス」なんかじゃないんです。保管して欲しいものを渡したら、封筒のような紙の袋に押し込んで梱包用の透明テープでぐるぐる巻き。隙間なくびっちりと。そこにサインをした使用申込書を貼り付けます。ビックリしましたが、確かにこれではちょっと開ける、というのは無理なので袋ごと持って行かれない限り安全かも)。
それで円を出して両替してくださいと言ったら…6時で銀行は閉まりました、との返事。時計を見ると6時を20分ほど過ぎています。そんな!!!両替できないとタクシーに乗れないー!
しばしボーゼン…。どうしよう…。
明日朝9時から開きますからそれからにしてくださいと言われましたが、飛行機の時間はそれよりも早いんです。それで「どうしましょう」と言っても服務員さんもなんともできません。
しばらく考えて、ATMがあればクレジットカードでキャッシングができるんじゃないかと思い、近くにATMはあるか聞いてみました。そうしたら銀行へ行けばあるということですのでそうすることにしました。そして結局もう一度セーフティー「ボックス」の中身を戻してもらうことに。もう一度紙の封筒に梱包テープぐるぐる巻き。

そしてフロントに来たついでに翌朝のタクシーの手配も頼みました。8時10分の飛行機に乗るにはここを何時ごろ出たらいいか聞きました。応対した人がよくわからないようで、別の人に聞いています。そうしたら6時に出ればいいのではという返事。しかし国際線は2時間前に行かなくてはいけないはずだからそれでは遅いのでは…というと、また聞き直し。服務員さん二人とクロスオーバーしながらあーだ。こーだ…。結局空港まで余裕を見て1時間かかるとして、5時に出発したら2時間前に着くだろうということになりました。ということで、その時間にタクシーの手配を頼みます。

一連のやりとりで待たされたり考えたりしている間に男女のカップルがチェックインしにきました。どうも日本人のようです。やり取りは中国語でしています。しかし二人の会話やチェックインのために見せたパスポートが日本人のようです。ハルピンに来て初めて日本人を見ました。いえ、瀋陽の北陵公園でツアー客とすれ違って以来です。本当に今まで日本人に遭遇しませんでした。服務員さんが部屋を探してバスタブのある部屋がなくてシャワーのみになりますが、いいですかと聞きました。そうしたらいいですよ、という返事。服務員さんが「日本人はバスタブのある部屋を好むから…」と言えば「いいえ、ぜんぜん大丈夫ですよ」。
…というやり取りが聞こえたので、もしやそれは私がバスタブのある部屋に変えて欲しいといったからかも…と思いました。ここでこの二人に日本語で「すみません。私のせいです」なんて言ったらビックリするだろうな、などと空想しました。
だってこの二人は2泊って言ってたし、私は4泊だし、その上その前に泊まった長春ではバスタブがなしでシャワーだけだったし。それにハルピンを歩き倒して足がむくんだので、洋式の浅いバスタブでもお湯につかるとほっとしたし。

ともかくタクシーの手配は完了しました。ついでにモーニングコールも頼みました。そしてATMの場所を聞いてホテルを出ました。
そこへ行くと銀行はありましたが、真っ暗で閉まっています。入れません。もう一度「そんな!」です。しかし銀行は他にもあるはず…と思って探すことにしました。とりあえず中央大街とは反対側の通りへ行ってみます。観光地の中央大街よりも一般の生活空間を探したほうがいいと思いましたから。車の多い通りを進んでいくと、銀行の看板が見えました。電気もついているようです。そこへ行ってみたら入り口のガラスの向こうにATMの機械が並んでいるのが見えました。入ろうとしてドアの取っ手に手をかけると開きません。よく見るとカードを通してくださいと書いてあります。有効なカードを持った人しか入れないということですから、セキュリティはしっかりしているということですね。試しにクレジットカードを通してみました。そうしたら、開きました!ということはこのカードは使えるということでしょう。そしてATMの操作をしました。細かい金額の指定はできず、表示された金額の中から選ぶだけですけれど、ともかくキャッシングができました。
よかったー!これでタクシーに乗って空港へ行けます。

そしてもう一度書店へ。お店の人がもう一度来たので驚いていましたが、クレジットカードでキャッシングをしてきたので、さっきあきらめたDVDを買いに来たと説明しました。それでめでたく「大敦煌」のDVDの購入もできました。書店を出るころにはすっかり暗くなっていました。といっても中央大街は相変わらず人通りが多くてにぎやかですけれど。
ということで、最後の日の夜までアクシデントに振り回されてしまいました。
0 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2009年09月>
日 月 火 水 木 金 土
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930