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2009年09月08日00:08

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「コーラスライン」

来日公演を見てきました。
「コーラスライン」は映画ができたときに見たのですが、舞台は見たことがなかったのです。今回来日公演があるということで、「これは見なくては!」と思いました。

「コーラスライン」はマイケル・ベネットが実際にブロードウェイのオーディションを受けながら仕事をもらっているダンサーたちにインタビューをして、オーディションを受けに来たダンサー一人ひとりの物語を作り上げたミュージカルです。記録的なロングランを続けた後クローズしたのですが、最近また上演されたのです。そのときのオーディションの模様が「ブロードウェイ!ブロードウェイ!コーラスラインにかける夢」という映画になりました。
映画は初演キャストつまり登場人物のモデルになった人たちも登場し、当時のインタビューテープや舞台の映像も交えて貴重な資料にもなっています。そして厳しいオーディションの様子が容赦なく映され、精鋭のキャストが集められ、再演が行われたのです。

さすがに来日公演はそのときに選ばれたキャストではなく、ツアー用のセカンド・キャストだろうなと思いました。実際、「ブロードウェイ!…」でオーディションの場でセリフを言っているだけなのにその人の方が上、というような部分もあったり、イメージ的にちょっと…と思う人もいました。しかし作品の力はそれ以上でした。
まず始まるオーディションの振付の場面を見ているうちに、本当のオーディションに立ち会っているような気分になって行きます。そして一人ひとりが自分のことを語るうちに引き込まれ、結果が出る頃には本当のオーディションの結果に立ち会っているような気分になって、落ちた人の落胆、受かった人の喜びの涙に感動しました。

そしてフィナーレは全員で金色の衣装で歌い踊る「ワン」。落ちた人も受かった人もみんな一緒に、同じ衣装で「コーラスライン」に並んで踊り始めたら、お芝居のはずなのにじわーっときました。
客席も皆感動したようで、アンコールの拍手が力強く響き続けます。しかし字幕のところにマイケル・ベネットの意思でこの作品にアンコールはありません、の文字が。ということは、初演からアンコールのない作品だったのですね…。
終演後、「劇団四季と全然違う」という声が聞こえてきました。

おかげで「ワン」を覚えて多言語カラオケで歌いたくなりました。
実は前にも挑戦しようとしたのですが、早口の部分が聞き取りにくいし口も回らなくて挫折していたのです。でもこの舞台を見たらやっぱり歌いたくなりました。「マンマ・ミーア!」を見てすっかりハマり、歌を覚えてカラオケで歌いまくったという某さんのことを思い出して、一生懸命聞いて練習すればなんとかなるかもという希望が出てきました。
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