さて、タクシーの運転手さんが熱心に勧めるので孔子廟へ行きました。台湾最古の孔子廟で、台湾における儒学の最高学府として機能していました。赤い壁に囲まれて、中国建築がいくつか並んでいます。どこが見所なのか良くわかりませんでしたが、由緒のある場所なのでまあ見ておけということだと思うことにしました。
さて、列車の時間はまだまだです。近代建築の台南駅も見たいと思いましたが、このまま行ったらまたホテルへ荷物を取りに行って駅へ行くことになります。それにバスもタクシーもつかまりません。孔子廟からは夕べの台湾文学館が近いので、ホテルへ帰る道はわかります。ホテルには6時ごろ荷物を取りに来ると言ったので、その時間も近づいてきたことですし、ホテルへ行くことにしました。そして荷物を受け取ってタクシーで駅へ。
台南駅はタクシーの窓からチラッと見えました。レトロモダンなデザインの駅舎です。しかしいざタクシーから降りてみると、駅の周辺はかなりごちゃごちゃしていて、スーツケースを引きずって歩くのは難しそうです。それで駅舎の全景の写真が取れそうな所まで行くのは挫折してしまいました。高雄に着くのは夜遅いので、どこかで夕食でも…と思いましたが荷物を持ったままでは食べるところを探すのも難しそうです。しかも台南駅は古くて小さくて何もありません。
出発までどうしようと思いましたが、思い切って当日券の窓口で早い列車に変えてもらえないか聞きました。そうしたら…ちゃーんと10分ぐらい後に発車する列車が取れたのです。日本で手配してもらったとき、希望した時間のが取れなくて遅い列車しかなかったというのは何だったのか…。
台南駅は古い駅で、改札口だけ自動改札ですが、エレベーターもエスカレーターもありません。ホームが向かい側なので地下道の階段を降りかけたら、女性の二人連れが荷物を持ってくれました。「自分で持てます」と言ったのに、「いいから、いいから」と、向かいのホームまで持ってくれたのです。そしてホームについて、どの列車の乗るのか切符を見せてくれというので見せたら車両番号を見て乗車位置まで教えてくれました。なんて親切なんでしょう。
そうしてめでたく高雄には予定よりも1時間40分ほど早く着きました。
高雄のホテルはかなり高級でした。高いホテルを却下して安くしてもらったホテルなのですが…。高いビルで、ロビーも広々としてきれいです。
予定より早く着いたので、ガイドブックで気になっていたレストランへ行くことにしました。ホテルは愛河という河のそばにあります。愛河は高雄の散策スポットでウッドデッキの遊歩道があります。橋がかかっていますが、色とりどりの電飾でクリスマスかと思うほどピカピカ光っています。そして遊歩道に入るところには「焼肉禁止」の立て札が。誰がこんな所で焼肉すんねん?!しかしその後も何度か「なんでこんなところで?」と思うような所で「焼肉禁止」の表示を見ました。
レストランは橋を渡ったところにあります。「縁園港式茶餐庁」といって、とてもオシャレなお店です。基本は中華ですが、オシャレにアレンジしてあります。雰囲気もいいし味もいいし、食後はローズティーをゆっくり飲みながらくつろぎました。
で、これがまだ2日目の夜なんですよ。この調子で行くと日記が終わるのはいつのことか…と心配になります。しかし後で思い返せば、台南が一番濃かったような気がします。台北は5泊してるけど多分1泊ずつだった台南と高雄を合わせたぐらいにしかならないんじゃないかと思います。台風で思うように動けなかったこともありますから。
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