安平には外国の貿易会社の跡があります。
写真は徳記洋行です。1867年に設立されたイギリスの貿易会社です。
白い壁にアーチのベランダ、正面の張り出しが特徴です。階段で2階から入れるようになっています。正面のアーチは正面の左右に三つずつ、側面に七つずつです。徳記洋行は日本統治時代に撤退し、大日本塩業会社が入りました。現在は「台湾開拓史料蝋人形館」です。蝋人形を使って台湾の歴史が展示してあります。働いている人の情景が再現されていたり、オランダ人の部屋や中国人の部屋を再現して蝋人形がいます。
ここは隣の「安平樹屋」とセット入場です。
安平樹屋は徳記洋行の倉庫で、ゼーランディア城の跡から煉瓦を持ってきて作ったそうです。徳記洋行が大日本塩業会社に取って代わられるとそこの倉庫になりました。日本の敗戦後は放置され、ガジュマルが倉庫を覆うようになりました。今は赤煉瓦の壁が残っていますが屋根がほとんど崩れ、外も中も区別なくガジュマルの枝が多い尽くしています。それで「樹屋」と呼ばれるようになりました。
また、少し離れた所には東興洋行があります。ドイツの会社で設立年ははっきりしませんが、光緒年間です。平屋ですが、高い土台の上に建っていて、階段で上がります。前面のベランダ部分が赤煉瓦の五つのアーチになっています。
東興洋行が安平を離れた後は日本の「台南庁安平支庁」になり、さらに警察の派出所になりました。1987年に「安平外商貿易記念館」になったそうですが、今はレストランになっています。台南の観光地図にもレストランとして広告が出ています。しかも「東興洋行」の名前で。
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