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ローワン・アターレ監督脚本
アミール・エル=マスリ ピアース・ブロスナン
キャサリン・ドゥ・ブライトン アリ・サラー
ガイス・サラー
トビー・スティーヴンス
イエメン系のイギリス人ボクサー、"悪魔王子"ナジーム・ハメド
(エル=マスリ)のボクシングキャリアを描いた作品。
人種差別が酷いイギリスで小学生のハメドが母親つれられて
ボクシングを習に人にやって来る。
ジムのオーナー、ブレンダン・イングル(ブロスナン)はボクシングを
通した人格形成をモットーとしていたが、ジムのプロボクサーに
度々逃げられていて貧乏だった。
リアルタイムでハメドを観てきた自分としては、ハメドの型破りな
ボクシングスタイルに当時魅了されていた。
訳の分からない体勢から繰り出されるパンチは理解を越えていて、
その後ハメド以上に自由なボクシングをしているボクサーは知らない。
ハメドが大好きな自分としては本作を観る前は期待と不安がないまぜ
だったのだけれど、結論としては失望した。
まず、見た目がハメドに似ていないのと、ボクシングシーンが
ハメドではなかった。というかハメドを誰もコピーできないと思う。
映像化出来ない。
話はよくある、育ての親であるコーチと選手が離反していき、敗北する
というものなのだけれど、
イングルがハメドに大衆のヘイトを糧にして強くなれと指導し、
その結果傲慢な選手に育ってしまったという、コーチも選手も
ともに悪かったというもので、ハメドだけを責める話に
なっていなかったのは良かったと思う。
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