6.5/10
スカーレット・ヨハンソン監督
ジューン・スキッブ エリン・ケリーマン
ジェシカ・ヘクト キウェテル・イジョフォー
リタ・ゾハール ウィル・プライス
94歳のエレノア・モルゲンシュタイン(スキッブ)は長年の友人ベッシー(ゾハール)とフロリダで
共同生活をしていたが、ベッシーは亡くなってしまう。
エレノアは娘のリサ(ヘクト)と孫のマックス(プライス)と一緒にニューヨークに戻ることになる。
娘のすすめで地元のJewish Community Centerに行ったところ、ホロコーストの生存者の集まりに
間違いで参加することになる。
エレノアはアメリカ生まれで、結婚した時にユダヤ教徒に改宗した人物だった。
もともとベッシーがホロコーストの生存者で、昔のことを聞かされてきたので、
ベッシーの体験を自らの体験のように語る。
その行動には悪気はなくて、ベッシーがホロコーストで亡くなった兄のことを、自分が死んだら
だれも兄のことを知る人はいなくなってしまうといっていたのが動機だった。
集まりにジャーナリスト志望の若い女性ニーナ(ケリーマン)がいて、彼女のことに興味を持ち、二人は仲よくなる。
ニーナは最近母親を亡くしていて、ニュースキャスターの父親(イジョホー)と母親のことを話すことなく、
父娘の間は上手くいっていなかった。
スカーレット・ヨハンソンの長編映画監督デビュー作。手堅くまとまっていて、全く嫌味が無い。
喪失からどうやって立ち直っていくかというのがテーマになっていて、話自体が良いし、
なによりもジューン・スキッブが素晴らしい。
「テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ」が良かったので本作も観てみたのだけれど、
エレナと一緒に泣いたり笑ったりでいい時間を過ごせたと思う。
またイジョホーの演技も素晴らしかった。
また2024年の「The Commandant's Shadow」のようにホロコーストの被害者や加害者が亡くなっていく
なかで二世三世がどう語り継いでいくのかという切実な問題もあると思う。
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