OSK日本歌劇団は今年100周年を迎えました。
いよいよ松竹座で記念公演「春のおどり」が始まる!
…と、思ったら初日が延期。そう、コロナのせいで…。
でも遅ればせながらようやく初日の幕が上がり、観劇することができました。
いつものように日本物ショーと洋物ショーの二本立て。
でもいつものパターンとは違って新しいものを生み出そうという意欲を感じました。
まず日本物では通常なら色とりどりの豪華な衣装で華やかに始まるものですが、今回は黒紋付で厳粛に踊ります。記念式典のような雰囲気が漂います。
次は三番叟です。そして江戸の町のさまざまな人間模様を踊りとマイムで。
最後は黒地に銀の模様の渋めの衣装で荘厳な群舞です。
洋物はいきなりOSKお得意のラテンが始まります。ダルマの衣装に長いフリルのスカートを付けた娘役が華やかに踊ります。衣装もカラフルで、スカートを翻すと本当に華やかです。
それから懐かしの「ビバ!OSK」の歌。あやめ池公演の時によく聞きました。
それからOSK第一回公演が「アルルの女」だったので、「アルルの女」の曲をアレンジしてダンスで見せます。
それから、パリレビューの場面。聞き覚えのあるシャンソンの曲に乗って、これまた踊る、踊る。そうしてこれまたOSKお得意の勢いのあるラインダンス。
次はジャズの名曲に乗せて。まずタップダンスから始まります。「私の青空」だー。(この歌、好き)。
さらに、OSKの名曲、名場面がいろいろ再現されます。
「レッツOSK!」も懐かしいですね。やっぱりあやめ池で聞いていました。
フィナーレがこれまた定番外し。普通は階段が出てきて順番に降りてきて、トップは羽根を背負って最後に登場。
今回は、階段はなし。白黒の衣装の群舞で終わりです。
宝塚ではフィナーレに大階段も羽根もないのは無理ですし、ファンが許さないかもしれませんが、OSKだからこそ今までにない構成にチャレンジできるんだろうなー。
懐かしの場面に新しいチャレンジ、というところが100周年に賭ける意欲を感じました。
さすがにOSKだけあって、群舞、群舞。特に凝った構成ではなくセットもシンプルですが、その分ひたすら群舞です。
昨年も、一昨年もコロナで「春のおどり」が見られませんでした。
今年は初日がずれたものなんとか見られました。楊琳さんがトップになったのをようやく見られてうれしかったです。
プログラムに100年の歩みが書かれていました。
大正11年 天下茶屋に「松竹楽劇部生徒養成所」開設。
大正12年 松竹座こけら落とし公演「アルルの女」上演。
松竹座はOSKから始まったのか!
まさに松竹座はOSKにとって故郷ですね。
昭和初期にはパリで演出を勉強してきた演出家によるレビューが評判になったという。
OSKのテーマソング「桜咲く国」が生まれたのは昭和5年。
宝塚で「すみれの花咲く頃」が生まれたのと同じ年です。
そして名称が
松竹楽劇部→大阪松竹少女歌劇団(OSSK)→大阪松竹歌劇団(OSK)→日本歌劇団(NKD)→OSK日本歌劇団
と変遷していました。
そして松竹から独立→近鉄グループとなり、やがて近鉄から支援打ち切りになって独立。
いろいろ紆余曲折ありましたね。
次は7月の南座です。陰陽師をやります。見に行こう。
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