木下順二の戯曲です。去年上演されたもので、WOWOWで見ました。
マイミクさんが生の舞台を見て感想を書いたのを見て、「見たいなー」と思っていたんです。でも元日から長丁場…結局録画して2日かけて見ました。
題材は「平家物語」です。原文は読んだことがないのですが(学校の古典の時間で部分的に…)原文がかなり使われているようです。セリフというか、朗読のように読まれ、それに合わせて登場人物が動く、という場面が多かったです。
主人公は平知盛(野村萬斎)、それに対する源義経(成河ソンハ)。源氏が平家を追い詰め、やがて壇ノ浦へ…。
野村萬斎はさすがにいい声で、力強く発せられるセリフが心地よく響きました。
抽象的なセットで、状況がほぼセリフで説明され、想像力をかきたてます。特に壇ノ浦へとつながる海戦について、現地の潮の流れの状況が詳しく説明されます。
音楽は武満徹で、いかにもな不協和音っぽい音楽で、不穏な運命を感じさせます。
最近ずっとストレートプレイに飢えていて、言葉で状況や感情が動いていくのを感じたかったのです。
ミュージカルや宝塚ばかり見ているので、たまには芝居が見たいんですが、去年はせっかく取ったお芝居のチケットもいきなりの緊急事態宣言で中止になってしまったし。
芝居でもあり朗読でもあり、少々変わった形式でしたが、言葉の力を強く感じました。
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