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2019年06月17日01:32

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「世界ふしぎ発見!」にガッカリ

15日の「世界ふしぎ発見!」は久しぶりのウズベキスタン!もうウキウキで録画もセットして、でもちゃんとリアルタイムで見られました。

以前「世界ふしぎ発見!」では、ウズベキスタンのテルメズにあるカラテパ遺跡を発掘している加藤九祚先生を取材して、先生の親しみやすいお人柄で遺跡への情熱や現地情報などを紹介してくれる様子を放送してくれたものです。2回ほど取材があって、その後途絶えていました。加藤先生はお亡くなりになりましたが、日本の大学が引き続いて遺跡の調査を続け、昨年壁画が見つかったというニュースがありました。なのでまた取材に行ってくれたのかなーと期待したわけです。新聞の番組欄にもテルメズと書いてあったし。

そうしたら…。

まずはウズベキスタンで一番の観光地、サマルカンド。タイルの美しい建物が紹介されます。シャーヒ・ジンダ廟群、レギスターン広場…。
でも、どういう建物かと言う説明はほとんどなし。ちらっとティムールの名前が出てきただけ。あとは美しいタイルの外観と、内部のキンキラ(これはティッラカーリー・メドレセだと思う)の様子を紹介して「インスタ映え」で人気スポットだという。そこが墓廟だとかメドレセだとかいう説明は全くなし。
あとは陶器などの雑貨。スザニという刺繍の紹介。

そしてミステリーハンターは副首相に面会します。副大統領は日本語も少し話せる親日家。そしてぜひテルメズへ行ってくださいと言い、自ら案内を…。おお、日本人が遺跡を発掘しているからなのねー、と思ったら。

テルメズに到着すると、ここへ連れてきた理由は景色がいいから…。
??遺跡は景色がいいとは言わないな。

そうしたら、赤いポピーが茂る、本当に「美しい景色」に案内されました。
あとは言葉を話すカラスがいるという話。

…で、テルメズ終了。

え〜〜〜〜〜!?!カラテパ遺跡、紹介しないの?!?!

そして取材中にも日本に対して親しみを持つ人が多いという話。
その理由は…。

首都タシケントへ飛びます。
そして、出てきたのはナヴァーイー劇場。
終戦後、抑留された元日本兵によって建てられた劇場です。
現地の人たちはとても感謝していて、日本人の仕事ぶりをほめたたえてくれます。まあ、当時はソ連時代で、スターリンへの反発もあり日本兵への同情もあったということで。

しかし、この話を「ウズベキスタンと日本の交流の心温まる話」にしてしまうのは違うだろうと思います。だって、日本人は戦争に負けて連行されて、強制労働だったんですよ。これは戦争の悲劇が生んだものであるという認識を失くしてはいけないと思います。

ただ、その中で日本で生存しているもと抑留者の人の取材があったのは興味深かったです。一応当時の苦労をお話してくれました。しかも、帰国の船には黒柳徹子のおとうさんが乗っていたとか。ヴァイオリンを弾いていた思い出話などをして、黒柳さんは感涙…。よくこういう人が見つかりましたね。

さらに日本語学校への取材があり、学校を設立し、維持していくための苦労、流ちょうな日本語を話す生徒たち。

それにしても、史跡の宝庫、ウズベキスタンに取材に来て歴史の話はほとんど無視して日本人が喜ぶネタばかり。

「世界ふしぎ発見!」は以前はもっと歴史ネタが多くて毎週欠かさず見ていました。しかし最近はネイチャーや絶景などのテーマが多くなり、見逃すことも増えてきました。しかもその上「日本すごい」ネタのスパイスがふりかけられるようになってきたなと思っていたのですが。

ウズベキスタンへ行ってまでソレかー、と思うとすっかりガッカリ。加藤先生のことは忘れてしまったのですかー。
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