「ポーの一族」まさかの宝塚上演です。
当時「24年組」の作品群に入れあげ、中でも「ポーの一族」にはすっかり心奪われのめりこんでいました。
それが今頃舞台化されるなんて。
しかも私、その花組のトップスター、明日海りおさんのファンなんですけど。
確かに、トップなのに少年、しかもバンパネラの妖しい雰囲気を出せるのはほかにいないでしょう。
そうして実際に舞台を見たら…。
エドガーがいる!
エドガーが動いてる!
エドガーがしゃべってる!
エドガーが歌ってる!
内容は、1巻の「ポーの一族」がベースになっています。その前に「メリーベルと銀のばら」がダイジェスト風に入っています。また、プロローグで「ポーの村」に描かれている、グレン・スミスがポーの村に迷い込むエピソードが織り込まれています。
「メリーベルと銀のばら」の部分がちょっとすっ飛ばし気味でしたが、まあしょうがいないでしょう。
メインの「ポーの一族」の方は原作と変えた部分もありますが、舞台ならではの表現として納得できました。
特に最後の方、エドガーがアランを誘う場面は奇跡かと思うぐらい妖しい雰囲気に満ちて、想像を超える素晴らしさでした。
そして、エドガーと、バンパネラになったアランが並ぶ図は本当に美しくて妖しくて、二人の残像が残り続けています。
よくぞみりおちゃんが登場するまで舞台化を待っていてくれたものです。
早まって別の人で無理にやってたりしたら、私が「違うー!」と言って怒っていたところです。脚本・演出の小池修一郎先生がやりたがっていたのは知っていましたが、「やらなくていい」と思ってたぐらいですもん。
それが、上演にちょうどいい時期と言うものは来るのですねえ。
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