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2016年06月23日02:00

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第70回トニー賞授賞式

今年もトニー賞の授賞式が行われ、その模様がWOWOWで放送されました。
WOWOWOでは授賞式に向けてブロードウェイ関連のミニ番組をしていましたが、今年は特に「ハミルトン」というミュージカルがすごい人気で、チケットが半年先までソールドアウトになっているということでした。
トニー賞のノミネート数も史上最多ぐらいあるそうです。

「ハミルトン」はアメリカ建国にかかわったアレクサンダー・ハミルトンのことで、この舞台の斬新なところはヒップホップを多用していることもさりながら、人種を越えたキャストが活躍している所です。アメリカ建国時代の話なのに、アフリカ系やアジア系のキャストが多いのです。その人たちが18世紀の衣装を着てヒップホップで歌い踊るのは、確かに斬新な印象を与えます。

総合司会はジェームズ・コーデンで、オープニングでは次々と有名なミュージカルナンバーを歌い、しかも即席で登場人物の扮装をしていく芸達者ぶりが笑いを巻き起こしていました。似合っていないファントム、かぶりものでライオン・キング、尼僧の格好でサウンド・オブ・ミュージックとか、「エビータのポーズ」をして見せたり…。

70回目と言うことからか、今回は劇場の外でもパフォーマンスがありました。舞台でパフォーマンスを見せる作品のチームが外に出てきて、他のミュージカルの歌を歌うのです。たくさんの見物客に取り囲まれて、自分の作品用の衣装のまま別の歌を歌うのはおもしろかったです。「ガイズ・アンド・ドールズ」の「座れ、船が揺れる」も歌われていましたが、やはりブロードウェイでは有名なんですね。あと「トゥモロー」とか「ショウほど素敵な商売はない」とか。

残念ながら、「ハミルトン」は実際の受賞部門は史上最多とはいきませんでしたが(最多は「プロデューサーズ」らしい)、、それでもかなりの賞を独占していました。それだけ主要な部門を受賞しておきながら、主演女優賞を他の作品に持って行かれたところがトニー賞の面白い所です。主演女優賞は「カラー・パープル」のシンシア・エリヴォでした。
シンシア・エリヴォは「カラー・パープル」のヒロインで圧倒的な歌声を聞かせていたそうで、「ハミルトン」にはそれだけのヒロインがいないというか、男性が主人公なのでそれほど目立たなかったのでしょう。

作品賞の発表になりますと、もうこれは「ハミルトン」しかないという感じで、順当すぎる受賞でした。

リバイバル作品では「屋根の上のヴァイオリン弾き」や「シー・ラブズ・ミー」もありました。「シー・ラブズ・ミー」は見てみたいと思いました。

今年こそブロードウェイに行きたい…と、トニー賞授賞式を見るたびに言っているような気がしますが。「ハミルトン」はチケットが取れなさそうですけれど、他に面白そうなものがあったらそれでもいいです。

最近は通勤時にミュージカルのCDを聞いていまして、名曲集のCDを聴いていたら「ガイズ&ドールズ」の「はじめての恋」がでてきて、そうしたら全曲聞きたくなって「ガイズ&ドールズ」オリジナルキャスト版CDを引っ張り出してきて(ちゃんと持ってる)、しばらく聴いていましたが、宝塚の再演のせいで「ミー&マイガール」のオリジナルブロードウェイキャスト盤(やっぱり前から持ってる)を聞きはじめました。ミュージカルの歌を聞いていると機嫌がいい私です。
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