さて、次に目指すのは四平街です。昔からの繁華街です。「中華バロック」と呼ばれる見よう見まねで作った西洋風建築の商店が立ち並ぶ界隈だったそうです。ということで行ってみましたが。…すっかり現代の普通の繁華街でした。歩いてたらやっと昔の「中華バロック」の奇妙に豪華な建物に出くわしました。(写真左)。これだけすっかり浮いてます。
それから直線のモダンなアール・デコ風の建物もありました。(写真中)。
これだけで四平街の用事は終わってしまいました。
さて、これからどうするか…困ったことに気が付きました。今回『「満洲」都市物語』を持って行ったのですが、この本で紹介されている建物はほとんど所在地が書いてないのです。しかも地図がありません。所在地がわかるように書いてるのは、旧奉天駅から中山広場に続く道をたどりながら書いてあるものぐらい。もうちょっとちゃんと調べておくんだった…。
ということで、どこへ行けばいいかわからなくなりました。
とりあえずその辺をウロウロしてたら故宮に戻ってきました。前方にお土産店が広がっていましたので入ってみました。日本人観光客が喜びそうなものはあまりありません。しかし瀋陽故宮に関する小冊子があったのでそれを買いました。それからまたそのへんをうろうろ。うろうろしても棒にも当たらないのでホテルに戻ることにしました。
ホテルについて一休みして、ホテル周辺には古い建物が多いのでその辺を散策してみました。豪快に建物が壊され瓦礫の山になっているところもあります。その中で古典的な銀行建築を見つけました。(写真右)そうしたら横のほうに「壁がはがれ落ちるので注意してください」という小さな看板が立っていました。現役の銀行のはずなんですが…。
それから、夕べ歩いた繁華街に書店があったのでそこへ行きました。書店は必須です。まず瀋陽の歴史に関する本はないか探してみました。しかし特にご当地ものを扱った本は見当たりません。歴史コーナーを探したら普通に中国の歴史のいろいろな本が並んでいるだけでした。それもそれほど興味を引かれるものはあまりありません。中国語の本は家に山のように積んでありますので、それを押してでも「読みたい!」と思うほどのものはないんですね。児童書を見ても、子ども向けの古典・歴史はさんざん読みましたので、似たような本ばかりでやっぱり食指が動きません。
それでも書店をウロウロしてたら時間はたつもので、だんだん日が暮れてきました。その繁華街のあたりにはたいしたレストランもなく、屋台をめざすかなー、どうしようかなーと思った挙句、ホテルまで戻ってしまったので、ホテルのレストラン・バーをのぞいてみました。食べるだけでいいか聞いたらとりあえず席に案内してくれました。たいしたメニューもないのでオニオンスープとスパゲティを食べました。何をしたいかわからないまま終わってしまったような夕方でした。
ホテルに戻ったら携帯の電池が切れ掛かっていたので、出発時に関空で買った充電器で充電しました。でもなんだかいまいち充電が出来ているのか心もとない感じです。そしてこのいまいち充電の不安な携帯のおかげで、この後いろいろ苦労をかけさせられることになるのです。
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