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2021年04月16日22:35

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ジャンボ鶴田怪物伝説(726)

86年「チャンピオン・カーニバル」は全日本プロレス、ジャパンプロレスのメンバーの他、国際血盟軍はラッシャー木村、阿修羅・原、鶴見五郎が参戦。また先の「エキサイティング・ウォーズ86」途中で剛竜馬、アポロ菅原、高杉正彦の3人は契約解除されています。

そして前85年8月に新日本プロレスを退団し、日本初のプロダクションを結成したスーパー・ストロング・マシン、ヒロ斉藤、高野俊二の「カルガリー・ハリケーンズ」が3月31日を以て、新日本プロレスとテレビ朝日の契約が切れる為、4月1日、新潟県上越市リージョンプラザ・インドアスタジアム大会より晴れて全日本プロレスのリングに登場。

ハリケーンズの3人は85年11月1日、仙台・宮城県スポーツセンターで開幕したジャパンプロレスの自主興行、1週間のミニシリーズ、「ニューウェーブ・イン・ジャパン」に参戦、12月15日&86年2月16日、後楽園ホールでのジャパンプロレスの主催興行には参戦したものの、全日本勢との対戦や日本テレビの画面ヘの登場はなし。85年末に行われた馬場、猪木、坂口会談により4月以降の全日本参戦と日本テレビ登場がクリアーになりました。

シリーズを通してはAWA世界ヘビー級、PWFヘビー級、PWF世界タッグの三冠王者のスタン・ハンセンを全日本プロレスのエース、鶴田とジャパンプロレスのエース、長州力が迎え撃つパターン。

「チャンピオン・カーニバル」の名に相応しく最少から最後までタイトルマッチラッシュが続きます。

先ず、開幕戦の3月29日、後楽園ホールではAWA世界ヘビー級&PWFヘビー級王者ハンセンとインターナショナル・ヘビー級王者鶴田がトリプルタイトルマッチで対戦。

4月5日、横浜文化体育館では後楽園ホールの結果に関わらず長州がハンセンと対戦、後楽園ホール大会終了時点でハンセンが保持していたタイトルが賭けられます。

4月11日、長崎国際体育館では長州&谷津嘉章組の持つインターナショナル・タッグ王座にR木村&原組の国際血盟軍が挑戦。原にとっては全日本本隊所属時の84年10月22日、同所でのプロモート興行に失踪して穴を開けてしまって以来の汚名返上のチャンスとなります。

翌4月12日には熊本市体育館でハンセン&テッド・デビアス組のPWF世界タッグ王座に長州&谷津組が挑戦。前日の長崎で長州&谷津組がインターナショナル・タッグ王座を防衛した場合でもダブル・タイトルマッチとは成らず。ハンセン&デビアス組のPWF世界タッグ王座の防衛戦はこのシリーズ一度きりでタッグ無冠の鶴田&天龍組は挑戦の機会はなし。

4月19日、神戸・兵庫県立総合体育館では3月29日、後楽園ホール、4月5日、横浜文化体育館の結果に関わらず、ハンセンと鶴田が後楽園ホール大会の再戦を行い、その時点で互いの保持しているタイトルが賭けられることとなります。

シリーズ最終戦、4月26日、大宮スケートセンターではハンセンと長州の再戦が組まれ、その時点での互いの保持しているベルトが賭けられます。

また、天龍は2月5日、札幌中島体育センターで行われた鶴田&天龍組vs長州&谷津組のインターナショナル・タッグ選手権試合で谷津のジャーマン・スープレックスホールドでフォール負けし、王座転落。自分ヘのケジメとしてUNヘビー級王座を返上しましたが、

同王座決定リーグ戦がこのシリーズ中に開催されます。参加選手は前王者天龍、返上の原因を作った谷津、キラー・カーン、元同王者デビアス、阿修羅・原、オレイ・アンダーソンの6選手による総当りリーグ戦が行われ(試合は30分1本勝負)○あらゆる勝ち2点、△時間切れ引き分け1点、●負け▲両者リングアウトは0点のPWFルールで行われ、上位2選手が4月26日、大宮スケートセンターで王座決定戦を行うこととなりました。
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