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2022年05月16日11:35

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炎の少女チャーリー 2022年作品

原題 Firestarter
5/10
キース・トーマス監督
スティーヴン・キング原作
ザック・エフロン ライアン・キーラ・アームストロング シドニー・レモン
カートウッド・スミス ジョン・ビーズリー マイケル・グレイアイズ
グロリア・ルーベン

「炎の少女チャーリー」の(1984年から38年ぶり)再映画化。
今更ではあるがキング作品の映画作品としての映像化の困難さを認識させられる。
ザック・エフロンがチャーリーの父親役で、ここ最近は「Gold」
「テッド・バンディ」等素晴らしい演技をしているのだけれど、本作は父子の
絆を描くシーンが殆ど無くて、演技のみせようがない。
また、能力の演出に関しても、溜めが殆ど無いのが駄目だと思う。
「スキャナーズ」「The Innocents (2021)」を見習って欲しい。
敵組織についてはキャップ・ホリスターをマーティン・シーンから
グロリア・ルーベンに格が下がり、ジョン・レインバードは
ジョージ・C・スコットからマイケル・グレイアイズに。
ジョン・レインバードは原作はチェロキー族になっているので、
カナダ先住民のグレイアイズで原作的にもポリコレ的にも
正しいのかも知れない。
兎に角、組織の恐ろしさが全く伝わらない。
ドリュー・バリモアだった前作からアームストロングになっているのも
駄目だろう。
CGでの演出が安易にできるようなっても、基本となる演出やキャストで
手抜きがあると駄作に仕上がるということ。
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