今の勤務校、県内でも名うての生徒指導困難校･･･。
赴任した先生に同情が来ると言われるほど面倒な生徒指導事例が多い学校。
そこにいきなり担任として赴任せよ！との辞令が下りて早やふた月目。
確かに特殊だ。マジでこんなに面倒臭い校内ルールがあるなんて･･･。
規模の大きさに合わせて校舎の造りも複雑怪奇！まるでラビリンスのような学校。
正直、歩き回らないと仕事は出来ないんだけど、歩き回ると一日で10�勸未砲呂覆襦�
こんな造りの学校が他にどれだけあるかな？本当にマジで面倒臭い！
しかも生徒もかなり面倒臭い！5分の1くらいは不登校予備軍みたいな構成だし。
甘ったれた子供がもの凄く多いし、精神的に未成熟なまんま中学生になった奴とか。
呆れるほど面倒臭い連中ばかり･･･。そしてそこに勤務する職員もかなりの曲者揃い！
大規模校なのにまるでまとまっていない。隣の学校に居た頃感じた違和感はそのまんま。
ああ、職員の意識がまるっきり足りないというか、協力し合う気持ちが低いな。
本当に生徒指導で苦労したことがないんだろうな。残念な構成だなあ。
とはいえ、以前のクソ面倒だった勤務校に比べたら遥かにマシ！やりやすい！
なんちゅうか、意のままに操れるなんて絶対に無理だけど、何となく分かり合える感覚。
そう！こういう感覚が自分には厳しかった隼人中辺りとは全く違うんだよな。
凄く楽しい！何でかな？もの凄く面倒で手が掛かるのもあの頃と全く一緒なんだ。
むしろもっと手が掛かるんじゃないか？っていうくらい面倒臭い学校なんだけど。
久々の担任！っていうのは勿論あるんだろうね。まさか担任をすることになるなんて。
でも、そのお陰で忘れかけていた現役時代のあの感覚！研ぎ澄まされたあの感覚。
アレがもの凄くリアルに蘇って来て自分の精神と身体を自然と動かしてくれる。
通勤時間の負担が全くない至近距離にある。というのもかなり大きいんだろうね。
てかこれが一番大きいのかもしれない。まるで自分の自宅の感覚なのかな？
面倒な事がちっとも面倒なんじゃないと感じるこの不思議な感覚。
一つだけ不満なのは校舎内移動の負担が大き過ぎて朝のジョギングが出来なくなった。
さすがに自分の身体は正直で、朝目覚めて走れる状態なのに走れない感覚が来る。
ああ、今日は身体が休め！って言ってる。そうやって休み続けてるんだな。
こんな感覚は初めてかもしれないね。モチヴェーションが落ちない自分が嬉しい。
こんな感覚でこの教員人生の終末を迎えられるなんて僥倖だな。
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