mixiユーザー(id:55664038)

2018年10月27日14:15

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詩『古人を偲ぶ酩酊者』


酩酊して古人の詩を見ようと街に出る。

皮肉に明るい陽の光。

罪悪の感情を照らし出す。

耐性のついたこの身体。

惰性で生きるこの身体。

感情はひどく平らに思う心、地平線は遠く。

億劫な足を椅子に投げ出し、倒れるように背中を預け、ただ呆然と故人の詩を読む

故人の古人に個人的な共通点に気づき

力ない微笑は溢れ、理由のわからない溜息が一つ漏れる。


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