今夜から明日朝にかけて台風13号が関東接近の恐れとのことで、今日は会社も早めの帰宅勧奨。それにしたがい早く帰ったので、夜はゆっくりと音楽を聴きながらくつろいでいる。しばらく聴いていないなというCDを適当に引っ張り出して聴いている。
●C.P.E.バッハ
・フルートソナタ集(Wq123〜Wq128、Wq131、Wq134)
有田正広(フルート)/有田千代子(チェンバロ)
有田夫妻によるC.P.E.バッハのフルートソナタ集。浜松市楽器博物館所蔵のクヴァンツ・フルートを使用して演奏されている。博物館所蔵の楽器も、鍵のかかったガラス箱に収まっているよりは、音を出してこそ生きるのだとしみじみ思う1枚。C.P.E.バッハの作品は聴いていて心地よい音楽が多いが、これも素敵なCDだ。
●ハーゼンエール
・もう1人のティル・オイレンシュピーゲル
●モーツァルト
・音楽の冗談
●ロッシーニ
・四重奏のためのソナタ第6番
・四重奏のためのソナタ第1番
ベルリン・フィルハーモニー八重奏団
ハーゼンエールは、この1曲のみが有名だ。リヒャルト・シュトラウスの管弦楽作品といえば大編成のオーケストラとなるが、その「ティル・オイレンシュピーゲル」を室内楽にしてしまったという作品。これが意外としっくりくるのである。モーツァルトは、わざと「いかにも素人が作ったような曲」を書いたが、そこはモーツァルト、真面目に演奏すればそれなりに面白い。ロッシーニの2曲は12歳の頃の作品だそうだ。素朴な味わいがある作品である。
●香川良子
・ひだまりを心に
・波にまかせて
・めぐる想い
・そそぐ光
・思い出写真
・たむけうた
・こころいと
・ありがとう
香川良子(篠笛)
八王子を拠点に活動している篠笛演奏家、香川さんの自作自演CD。たまたま高尾山の麓で笛を吹いていた香川さんに出会い、演奏に聞き惚れ、その場で購入したCD。CDジャケットの香川さんのサインと日付から2014年4月27日に購入したらしいことが分かる。篠笛の柔らかい音色と、どこか懐かしいようなメロディーが素敵である。伴奏に電子ピアノやアコーディオンが加わっているが、演奏者は不明(記載なし)。
●弾厚作
・ピアノ協奏曲第1番「父に捧げるピアノコンチェルト」
森岡賢一郎指揮 N響団友オーケストラ/羽田健太郎(ピアノ)
今夜の最後の曲はこれになってしまった。ラフマニノフをはじめ、氏の父(上原謙)が好んだというクラシック音楽をうまく取り入れたということで、なんだかんだと楽しめる曲である。
さて、外は風が強くなってきた。
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