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2017年06月04日22:39

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【映画】 ロジャー・ムーアのジェイムズ・ボンド

ロジャー・ムーアさんが5月23日に他界された。ムーアといえば007(ジェイムズ・ボンド)である。(それ以外の出演映画は観た記憶がない。)

そこで、先週から数日かけて、ムーアがボンドを演じた007シリーズ7本を久しぶりに観た。今日2本観て、ようやく追悼鑑賞を終えた。

 「死ぬのは奴らだ (LIVE AND LET DIE)」
 「黄金銃を持つ男 (THE MAN WITH THE GOLDEN GUN)」
 「私を愛したスパイ (THE SPY WHO LOVED ME)」
 「ムーンレイカー (MOONRAKER)」
 「ユア・アイズ・オンリー (FOR YOUR EYES ONLY)」
 「オクトパシー (OCTOPUSSY)」
 「美しき獲物たち (A VIEW TO A KILL)」

24作に及ぶ007シリーズの中でも屈指のバカバカしさ、いや面白さを誇る(?)2大映画「黄金銃を持つ男」と「ムーンレイカー」もムーアのボンドだ。いや、本当に面白いよ。007シリーズにシリアスさやリアリティなんて、私は求めていない。荒唐無稽なストーリー、どんなに危険な状況でも絶対に死なないボンド、いざという時に役に立つ時計や万年筆に仕込んだ秘密兵器。たまたま都合良くそこにあった物が武器の代わりになることもある。車はボタン一つで水中にもぐれるし、ボートはこれまたボタン一つで陸上を走る。女好きの諜報部員の仕事の仕上げは、ボンドガールとお約束のシーン。これが007シリーズなのである。その路線の007シリーズに最も相応しかったのがロジャー・ムーアだろう。

「黄金銃を持つ男」なんて、敵役のスカラマンガの名のごとく「素から漫画」だし、訳のわからないアジア的場面も楽しめる。「ムーンレイカー」は宇宙まで飛んでいって、もう何がなんだか。「私を愛したスパイ」に続けて登場の殺し屋ジョーズは、眼鏡女性と恋に落ちて最後は味方になるし。このジョーズ(演:リチャード・キール)も、高いところから落ちても、サメに襲われても死なないし、そもそも鉄の歯で噛み殺すって、敵役からしてぶっ飛んでいる。

監督が変わって「ユア・アイズ・オンリー」は少し路線変更したかなと思っていると、やはり次の「オクトパシー」は、元の路線だ。道化師の格好をしたボンド、1秒を争う緊急時に道化師の服を着て化粧している場合かと。

ということで、やはり007シリーズは楽しめる。といっても、最新作はまだ観ていない。ダニエル・クレイグのボンドは、ロジャー・ムーアのボンドとは違い過ぎるので、あまり積極的に観たいとは思わないのだ。現代ではクレイグ=ボンドの方が受けるのだろうが、私はムーア=ボンドの方がいいなあ。もちろんコネリー=ボンドも。
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