A Walk Among the Tombstones 2014年作品

6.5/10
現代ミステリの大御所ローレンス・ブロックのマット・スカダー・シリーズの
映画化。ローレンス・ブロックの作品はどれも素晴らしいのだが
スカダーの映画化は「800万の死にざま」以来では。
「800万〜」は舞台を原作のNYから変更したりと原作を尊重していなかったけど、
本作は舞台もNYだしAAのシーンもしっかり描けている。
原作おなじみのキャラクターTJも出てくる。
リーアム・ニーソンがスカダーのイメージかというと身長が大きすぎる気が
するけど　、あまり他のスカダーを演じきれる役者も思い浮かばない。
スカダーシリーズの陰惨さはなかなか描けていたと思うけれど、
映画の格調があんまり感じられなくてTVムービーっぽい。
スカダーの他の作品が今後作られるとは思いにくく、なんか残念。