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2014年10月14日00:47

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和歌


来し方の日を食みて残る黴の香に胸鋤かるるは柔手のあたり

【読み】
こしかたのけをはみてのこるかびのかにむねすかるるはにこでのあたり
【直訳】
来た方(ほう)の日々を食べて残る黴(カビ)の匂いに胸を掘り起こされるのは柔らかな手の感触
【意訳】
過ぎ去りし日々を取り込んだ黴(カビ)の匂いは、柔らかな手の感触を思い出させる

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