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2006年08月07日08:21

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●ことば歳時記(001)/■せみ

 ■せみ(夏)


  けさ、早くから
  セミが滝のように鳴いている。

  
 ◇身に貯へん全山の蝉の声 (西東三鬼)



 ◇蝉、油蝉、みんみん、熊蝉、にいにい蝉、唖蝉、初蝉、蝉時雨


 ◇六月になると初せみをきく。
  梅雨があければ、一斉にいろいろなセミの声が聞かれる。
  ジイ、ジイと鳴く、油ぜみ。
  ミーン、ミーンと鳴く、ミンミンぜみ。
  シャー、シャーと鳴く、クマゼミ。
  ニイ、ニイと鳴く、ニイニイぜみ。

  その降るような声を、せみ時雨という。
  日中の声は暑い感じだが、朝夕聞く声は涼しい(という)。

  唖蝉は鳴かない、雌である。
  蜩(ひぐらし)は、セミではあるが、
  季語は秋となる。
  セミの滝という季語は、まだない。



  
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