●2014年07月26日 (土) 未明 蒸す
▼「ゆうても詮無いことですが、
今晩も、暑いっすね!」
「あっ、これ? これ、タツちゃんの口真似っす! 」
「軽い? 軽薄? ・・・、
ナラトさんは今、『故老』の心構えを思っておるんでしょうけど、
オレは、太宰治が言うた『万年若衆は役者の世界』の万年青年っす!」
「ははは・・、歳には勝てないって!」
▼「さあ、冗談ゆうてないで、仕事、仕事・・」
「ナラトさん寝てるあいだに、オレ、
柳田國男「涕泣史談」(12)
アップしておきました」
「この
(12)、泣かせますねー。
人生はこれによって静かになったとはいえるが、
同時にまた何となく寂しくもなったのである。
だ、なんて、柳田國男、なかなかじゃないっすか!」
▼「ナク(生物)というのは、ナル(無生物)と同じで、音が出る。
いっぽう、漢字の『涕』も『泣』も音には無関係で、さんずい
が示すように液体に関係がある、という話も、よう理解でけましたよ」
「そう言えば、『汗』も、さんずいが付きます」
「ところで、ナラトさん。寝ているとき、汗はどこにかきます?」
「やだなー、そりゃ、あっちこっち、汗かきますヨ!
そーじゃなくて、寝ているとき布団に接している方と、
接してない方と、どちらが汗をかくか、ちゅう問題です」
▼「いま、仮に、仰向けに寝ていたとしたら、布団に接している背中と
接していないお腹側と、どちらが、汗かくでしょう?」
「残念でした。背中じゃなくてお腹の方です!」
「よう知ってるなーって。 オレ、ナラトさん寝てるあいだ、
テレビ見てたんです。そしたら、やってたんです!」
▼「これは人間の体が、寝て横になった時、下になる側が圧迫され、
その信号が脳に行って、脳は、その圧迫された反対側から発汗する
よう指示するそうです」
「圧迫され下になった側より、その反対側の方が、空中に汗が蒸発して
体の熱を下げるということを、人間の遺伝子は、古い過去の経験と
学習から情報として蓄積し、覚えとるらしいです」
「ナラトさん、からかわんといてください。 オレ、ただテレビの番組が
ゆうとった事の受け売りですから・・・」
▼「ナラトさん、この話は、まだ先があるんです!」
「汗を止める方法、ちゅうのがあるんですよ!!、
いいえ、嘘ちゃいます。 れきっとした科学的知見に基づいた
話です・・」
「圧迫すると反対側が発汗するというのは、実験でも確かめられています。
そして、その圧迫のツボ(センサー)が、腋の下(わきのした)あたりに
あることが、わかっています。
この腋の下のツボを、右と左、同時に両方いっしょに、3分から5分くらい
押さえるのです。
そうすると、約3時間くらい、汗はぴたっと止まるのです!」
▼「ナラトさん、びっくりしたでしょう!」
「しかし、驚くのは、まだ早いのです。
この事を、ずっと昔から経験的に知っている人たちがいたのです。
京都の舞妓さんです。
舞妓さんは、着付けるときに、細紐を、腋の下あたりできゅっと
結ぶそうです。そうすると、汗が止まることを彼女たちは知っていたのです」
▼「それ以外にも、『汗』についていろいろ言ってました。
発汗能力は加齢とともに衰え、下の方からだんだん、やられて
いくそうです。
正確な数字は忘れましたが、若者の発汗能力を100とした場合、
60歳くらいの人だと、足・ふくらはぎ、では50%くらい、
腹や背中は70%、首は80%、という具合に、下の方から、
より早く衰えるのです!」
「しかし、1か所だけ老人が若者より、汗をかく所があります。
それは、後頭部、うなじのあたりです。
老人は、ここで一生懸命、足や腹や背中の分も、汗をかいているのです!」
「それから、ぷっと噴き出すような『玉の汗』、これは若い人だけが
かく汗で、老人の汗は、表面張力を失った、べちゃっとした汗だそうです」
▼「そーなんですよ。
汗も涙の物語なんです。ナラトさん!」
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