●2012年07月09日 (月) 晴れ
▼数日前、夜遅くに激しい雨が降り、近くで
何度も雷鳴が轟き、
夜が明け、雨が小止みになって
一声だけ、ウグイスが鳴いていた。
昨日は、朝から爽やかな風が吹いて
昼間も家に居れば、扇風機なしで
快適に過ごせた。
そして、きょうは梅雨明けみたいな
夏の日だった。
例年なら北にあがっていく梅雨前線が
いまだ、南に押し下げられたままだ。
▼梅雨が開けるか、開けない七月の今ごろ
私は生れた。
もうすぐ、セミが鳴きはじめ
太陽はまぶしく、容赦なく照り輝き始める。
そんな夏の空を、あるときは
タマネギ畑のあぜ道で、あるときは
堅川に架かる橋の上で、あるときは
蘇鉄やビロウの街路樹がある街で、
私は見上げ、汗をぬぐったりした。
▼「じいちゃん、おめでとう。お誕生日のうた、
歌ってあげるわ!」
そう言って、
お誕生日おめでとう・・・、
(何とか、かんとか・・)
どんどん伸びろ、天までとどけ・・
というような歌詞の、
長寿を言祝ぐ歌を、ホノカとユイカが
電話で歌ってくれた。
▼時間の流れは、ゆるやかで、おだやかなのに、
一年が、年々より早く過ぎていくように感じられる。
夏空は、この季節に
また、巡り来る。
空を見上げ、
思い出せたり、
出せなかったり・・・、
時は流れるようで、流れてないようで、
時間はあるようで、ないようで・・・。
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