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2011年04月12日19:25

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■地震予知

●4月12日(火)  晴れ

 ▼きのうから、いやな感じの地震が続いている。
  岩手県、宮城県、福島県の三県の沖から
  「震源・震央」が茨城県沖・千葉県沖へと
  南下する。

  これらの震源は「本震」と同一の震源域にあり、
  「余震」であるそうだ。

  しかし、3月11日の「本震」以降、
  静岡・長野・新潟などでも地震は
  起きている。

  実に、いやな感じの発生状況である。


 ▼これらの地震を「余震」と見るのか、
  それとも「誘発地震」と見るのか、
  「本震」との関係性について学問的な論議があるらしい。

  が、しかし論議以前に、素人目にも、
  「プレート」とよばれる物の上に乗っている日本の陸地の
  「東日本」全体が大きく揺さぶられているような感じは
  実感としてわかる。

  (「ブレート説」でなく、「熱移送説」というのもあるようだ)

  気象庁が発表した「緊急地震情報」でも
  それは、はっきりしている。


 ▼日本ではこれまでの震災の経験を踏まえ、
  地震については、 他の国よりも多くの予算や投資によって
  地震からの災害を防ぐ対策や、地震の予知にも尽力してきた。

  しかし、今回の地震災や津波や原発事故のことを考えると、
  その対策には、自然と向き合う姿勢や態度に、何か人間として、
  基本的なところで、「誤り」があったのではないか、とも思う。


 ▼原発事故や津波に呑みこまれた防潮堤や被災地の惨状を見れば、
  私たちは、おのずと「もっと頑丈な地震や津波に耐えられる」ものを
  と、求めるだろう。

  しかし、そのような方向の思考だけで
  いいのだろうか。

  「防災」は必要である。
  だが、地震や津波それ自体を抑え防ぐことは
  人間にはできない。


 ▼地震や津波は
  必ず起きるものであり、
  それらをねじふせるのではなく、
  受け入れて暮らす方法を
  もっと真剣に考えるべきではないのか。

  自然とともに暮らすためには、
  「防災」よりも、もっと「減害」や「免災」の方向に
  考え方の重心を移すべきなのではなかろうか。



 ▼「地震予知」によって、地震の発生する10分前
  あるいは1日前に、巨大地震の来ることを知ったとして、
  そのとき人は何をするのだろうか。


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