●4月4日(月) 晴れ きょうも寒い
▼TVの画面に、弓道場の地べたにブルーシートを敷き、
その上に、じかに畳を並べた「避難所」が映っていた。
毛布は一人4枚が支給されたようだ。
もし、発泡スチロール板があれば、それを2枚
ブルーシートと畳の間に敷き詰めれば、
いくらか体の温みが奪われないものを・・
と、思うが
きっと、発砲スチロール板もダンボールも
手当てができないのだろう。
きょうも寒そうだ。外は雪が降っている。
しんしんとした夜、
熱は奪われ、背中からズーンと
冷えていくだろう。
▼そんなに多くない「マイミク」さんが
私の日記を読んでくれたりしている。
私は、自分が書きたいことを書くようにしているが
読んでくれる人がいるのは、うれしい。
3月11日以降、私の日記に
突然、たくさんの足跡がつくことがある。
どんな関係で訪れてくれたのか、
その足跡を訪ねてみると、
多くは、プロフィールでは20歳代の若い人で
自分の「日記」は書いていなかった。
▼3月11日以降、
「利巧は学びたがり、馬鹿は教えたがる」
という、ロシアの俚諺にあるように
賢い人は黙るようになった。
そして、中には
私は観察していないので
はっきりは言えないが、
騒ぐ人もいるようだった。
地震・津波・原発
これについての
いろいろの言説である。
▼私の日記に足跡をつけた人の中に、
ホームページ「
内田樹の研究室」の
3月13日の日記『未曾有の災害のときに』という文章について
「日記」を書いていた。
・
http://blog.tatsuru.com/2011/03/13_1020.php
その人は「日記」に、
その通りだ、という意味のことを書いていた。
私は、『未曾有の災害のときに』を読んでみて、
だいたいは、その人と同じように賛同したが、
何か、ひっかかるものがあり、そのことを
「コメント」を書いた。
▼私の書き方が悪かったのかも知れないが、
内田樹さんの云う、
「未曾有の災害のときに」は、
(1)寛容
(2)臨機応変
(3)専門家への委託
以上三点が、被災の現場から遠く離れているものとして
心がけたいと思っている、
という主張に、あえて、そうだろか、と疑問を呈した
コメントを書いたのだ。
▼私の期待は、もし何か、深くなるものがあれば・・・
と思い、常になく、コメントなんか
書いてしまった。
そして、内田樹さんは、私も注目している人物で
好感をもっており、それだから
私は、書いた。
▼でも、相手の気分を害しただけだった。
自分に、うんざりした。
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