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2006年05月24日15:55

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●身辺雑記(55)/■ある「もどかしさ」

■ある「もどかしさ」


 なんで、こんな番組
 私が見なくてはならないのだろう?

 と、思いつつ見る。


 5月24日の昼下がり、
 妻は出勤し、私はひとりで見る。

 「衆院教育基本法特別委員会」の
 模様を、TV(NHK)で見る。

 実況中継ではなく、
 VTRの再構成もののようだった。


 ああ、しかし
 なんとも、いえない
 この、もどかしさ。


 私よりも、
 何倍も言葉巧みな
 野党の代表が追求する。


 しかし、議論はかみあわない。


 答弁をはぐらかす。

 首相の後ろで、赤いハデな服を着た
 若い女の大臣は、首相が答弁するたびに

 「その通り。さすが首相!!」

 声には出さないが、にっこり笑って
 頷き、メモをとる。

 でも、こんな首相に
 国のリーダーの資格があるのか。

 「教育」を語る
 資格があるのか、と思った。


 ごまかすことに長け、
 言葉で言い負かせば
 勝てるように思っている、
 この偉大なる錯覚よ。


 言葉が通じない、
 通じないというより、
 言葉の通い道さえ
 自分から閉じる。
 そして
 人をからかう。

 人の言葉に耳を貸そうとしない。


 これが国会という場の
 論戦である。


 もし、言葉が通じないとき、
 人はどうするのか。


 人は行動に出る。
 「切れる」のである。

 
 教育の荒廃を言い、
 自ら国会の荒廃を招く。

 この矛盾を
 私たちは、ただ、ただ
 耐えねばならない。


 私は、「切れそうに」なる。

 妻ならば、
 「あんな小泉、顔も見たくもない」
 「チャンネルを切れ!」
 というだろう。


 チャンネルは切れるが
 小泉は斬れない。

 この、もどかしさ。

 きょうも
 町でも村でも
 子供たちが
 切れている。

 
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