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2009年08月01日23:44

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■カンカン照り

●8月1日(土)  曇り一時雨、たまに晴れて曇り、また雨

 夜半、また激しい雨が降ってきた。
 朝よりも、もっと激しい雨だ。

 きょう一日、雨が降ったりやんだり、空は曇っているが
 たまに晴れ間のときもある。
 やはり梅雨模様はまだ続いている。

 晩にポンポンと花火の打ち上がる音がした。
 神戸みなと祭りの海上花火大会のようだ。

 「海の家」なんか、今年はどうなんだろう。



●いまは、ただ暑い暑い「日本の夏」が恋しいような気分になる。

   ――八月の石にすがりて
     さち多き蝶ぞ、いま、息たゆる。
     わが運命(さだめ)を知りしのち、
     たれかよくこの烈しき
     夏の陽光のなかに生きむ

 伊東静雄の詩「八月の石にすがりて」の一節を想う。
 カンカン照りが懐かしい。



 また、夾竹桃も思い出す。
 宮崎の夏の青島、こどもの国。
 その街道沿いに夾竹桃が植えられていた。

   ――夏の日を
     夾竹桃は咲きつづける
     昼がながくなり 日暮れがおそく
     花のあたりだけいつまでも明るい

     夾竹桃をはげしい花のように感じてきたのは
     この花が夏の日咲くためか
     この花を好きだと言ったひとのためか
     みていれば夾竹桃のくれないも 花のさびしさを持つものを


 カンカン照りになると、この大木実の詩「花影」を思い出す。


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