■はじめての「海外旅行」
はじめて海外旅行をしたのは
1988年10月末から11月にかけて
欧州5カ国を訪問したときだ。
思わぬ偶然から「出張命令」で
海外旅行をした。
私は全くの「躁状態」で約2週間を
異国の風光・文物にふれ、時を過ごした。
この「経験」は、もう二度と訪れることは
ないであろう。
光・風・香り、すべてが「日本」とは異なり、
ヨーロッパという文化と歴史の一端にふれた。
帰国して、夢から覚めた私は
この経験を妻と共にできなかったことを
心から残念に思った。
あのとき感じたこと
その一片でも共有できたらと願った。
そして、私は妻に約束した。
「必ずヨーロッパに連れて行く」と。
■見果てぬ夢、異国の面影
妻と約束して、もう17年が経過した。
まだ、約束は果たしていない。
希望退職してから、妻と一緒に旅をしたのは
郡上八幡・飛騨高山・富山の国内旅行
上海への海外ツアー
それと、八王子へ行くついでに
横浜・日光・鬼怒川温泉・浅草・浜離宮・両国への旅だ。
妻も私もまだ働いている。
しかし、ヨーロッパへは、ぜひとも
足腰のしっかりしている間に行きたい。
シベリウスの記念碑・氷の洞窟教会・地下30Mも
ある核シェルター地下鉄、東欧の玄関フィンランド・
ヘルシンキ。
ヘルシンキから、幾千もあろうかと思われる島々を
眺めながら、スウェーデン・ストックホルムへ向かう
シリアラインの大型客船の旅。
ノーベル賞授賞式が行われる宮殿・市庁舎のある
ストックホルムの朝市、旧市街、清潔で清らかな
たたずまいの街並み。
スコットランドからイングランドへの丘陵地帯を
走る鉄道の車窓から見るイギリスの田園風景。
ロンドンのパブ、大英博物館、ピカデリー・サーカス。
スイス・チューリッヒの朝、散歩で偶然見たペスタロッチの銅像。
ユング・フラウ・ヨッホから見るアイガー北壁。
デンマーク・コペンハーゲンの暮れかかる港の
ひとり波音を聞く人魚姫。バラ宮殿、冬宮殿。
キルケゴール像の前で撮った記念写真。
■「ねこまたぎ」さんのこと
それらの記憶を一挙に思い出させてくれたのが、
「ねこまたぎ」さんだ。
彼女のことは、平民新聞を主催する「平民金子」さんのページで
・
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=1058241
つとに知ってはいたが、直接お話しする機会はなかった。
彼女は、現在、イギリス暮らしで
バラなどの庭園に造詣深く、また英国の暮らしにも
通暁している。
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http://mixi.jp/show_friend.pl?id=157502
そんな彼女にコメントを送ったのがきっかけで、
こんなことがなければ、日の目を見ることもなかった
古い未整理の写真の束から、イギリスの旅を選り出し
アップロードした次第。
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http://blog.kansai.com/narato
**** 追伸 ****
彼女から、こんなパズルが寄せられている。
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http://www.guardian.co.uk/sudoku
出典
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http://mixi.jp/view_diary.pl?id=35319712&owner_id=157502
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