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2024年03月07日00:03

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イザヤ9:1-7

【イザヤ9:1-7 メシヤ降臨の約束が再確認される】
イスラエル(エフライム)とスリヤの同盟に対抗して侵攻を始めたアッスリヤは,まずダマスコを攻め,後にガリラヤと呼ばれるイスラエルの北部地域を陥落させた(列王下15:27-31;特別講座F参照)。イスラエルのほかの部分や南のユダに対してもこうした侵攻と威嚇が仕掛けられたが,それでもイザヤはメシヤの降臨について預言し,それは光の降臨だとした。ゼブルンとナフタリの2部族が受け継いだ地は,北部イスラエルつまりガリラヤにあった。ここでイエスは育てられ,生涯の御業の大部分を行われたのである。カイルとデリッチの翻訳を読むと,この一節で約束されていることがもっとはっきりと見えてくる。「『今苦しみのある地はいつまでも暗いままではない。まず,ゼブルンの地とナフタリの地に辱めをもたらしたが,ついには海沿いの道,ヨルダンの向こうの地,異邦人の地には誉れをもたらす。』」(『注解』7:1:243)
さらに次のような説明も加えている。「ユダの不信仰な民が夜の闇に落ち夜明けがないとあるが,その理由は,朝は確かに来るものの,その光は最初はユダの地ではなく,ほかの国の地を照らすということである。......つまり,現在苦しみの状態にある......地が暗闇のままいつまでもとどまることはない,ということである。神は一度深い辱めを与えられたこの地にも,徐々に誉れをもたらされる。......栄光の高さは辱めの深さに比例することであろう。」(『注解』7:1:243)
マタイは,イザヤの預言の成就として,メシヤがガリラヤの地方に住まわれることを予見していた(マタイ4:12-16参照)。
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