mixiユーザー(id:55664038)

2024年04月26日18:04

33 view

詩 片隅で濃くなっていく暗闇

溜め息。 呼吸する。

重い身体眠る 沈み込む感情。
ベッドに倒れこむ。

状況は停滞?むしろ後退してるみたい
進むのは衰えと不安だけ。

子供の頃、学生、そして『今』という現在。

それはかつて成長と期待という言葉だったはずなのに…

退屈だと思えるあの時こそが幸せだったと気づいても今は…。

暮れゆく陽を見れば切なく。
まるで祭りの後 夏の夜、そのとばり。
花火散り、より深くなる星も無い空。

語ることなく消えるものばかり
それは去ってから気づく香水の香り。

起きて寝て歩いて疲れて倒れ、眠り込んで。

部屋の外 街は煌めいて 歩く人達は輝いて

悪いのは誰? 明日はどこ? 今日は…?

濃縮されるドス黒さが刻一刻と濃く。

ただ濃く。 濃く。 濃く。

涙。

表面をツルリ流れて堕ちて…………


0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する