溜め息。 呼吸する。
重い身体眠る 沈み込む感情。
ベッドに倒れこむ。
状況は停滞?むしろ後退してるみたい
進むのは衰えと不安だけ。
子供の頃、学生、そして『今』という現在。
それはかつて成長と期待という言葉だったはずなのに…
退屈だと思えるあの時こそが幸せだったと気づいても今は…。
暮れゆく陽を見れば切なく。
まるで祭りの後 夏の夜、そのとばり。
花火散り、より深くなる星も無い空。
語ることなく消えるものばかり
それは去ってから気づく香水の香り。
起きて寝て歩いて疲れて倒れ、眠り込んで。
部屋の外 街は煌めいて 歩く人達は輝いて
悪いのは誰? 明日はどこ? 今日は…?
濃縮されるドス黒さが刻一刻と濃く。
ただ濃く。 濃く。 濃く。
涙。
表面をツルリ流れて堕ちて…………
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