ポルトガルの国立公園はペネダ＝ジェレス国立公園の１ヶ所のみとなっています。
ペネダ＝ジェレス国立公園はポルトガル最北、スペインとの国境エリアに位置しています。
水に恵まれて緑が豊かで、花崗岩が多く、風景としては東洋的な趣があります。
ポルトガルの最奥地ということもあり、独特の文化が今も色濃く残っているエリアです。
エスピゲイロと呼ばれる伝統的な石造の高床式穀物倉庫が残っています。
日本の高床式の倉庫と同じく、ねずみ返しの仕掛けもちゃんとあります。
ここが国立公園に指定されたのは１９７１年のこと。
独裁者サラザールはその前年にこの世を去っていましたが、あいかわらず権威主義的な政府は存続していました。
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