最近,身体の調子が割と良いので良い事ばっかり書くようになりました。
でも,よく考えてみる。お前は万全か?と。
決して万全どころではない,むしろもっと気を付けるべきなんじゃないかと。
何にと云うと全てにおいて。決して健康面だけじゃない,何もかも。
今は母が足腰が弱り,すっかり元気がありません。
母の姉である叔母はうちの二女が生まれた頃に癌で亡くなりました。
いとこであるその娘や息子たちはうちの母を自分の母親のように慕い頼っていました。
自分よりもずっと年上の兄,姉とも言える人たちが本当に大切にしてくれる人。
それも母の為人のなせる技なんだけど,さすがにみんな心配をしています。
父が亡くなったのは10年以上も前。その時から母が元気がなくなったような。
何事にも前向きで色んな事に挑戦し,今の住まいの周辺でも友達を作り
楽しんで生きてきた母だったけど,周囲の状況も様変わりしました。
なにしろ通りに出ても人っ子一人歩いてやしない。
引っ越してきたばかりの30年ほど前は結構行き交う人で賑わっていたもんです。
それが高齢化と大型ショッピングモールが次々と出来たお陰で人が来なくなった。
みんな買い物は大型ショッピングモール行くようになったのでお店は潰れる。
結構たくさんあった食堂も次から次へと潰れていった・・・
何だか自分はそれを傍観し,まあ10年や20年の移ろいを見てるんだよな・・・
なんて思っていたけど,実は自分自身がいつの間にか年老いていた。
だって来年60歳だよ。定年退職の年齢じゃないか。もうすぐ還暦なんだ。
気分だけはいつまでも20歳台だったけど,いつまでも若くはない。
今の生活は至って過ごしやすく,優しい妻と仲良く暮らせている。
んじゃあこれが未来永劫続くのか!?って考えると決してそうじゃない。
元気だった母はすっかり弱りいつも愚痴をこぼしては「いつ死ぬんだろう」って
本当に弱気で情けない事しか言えなくなってしまってる。
次男である弟が亡くなったのが一番の原因だろうと思うし,自分もそう。
今は健康面でも友人たちが「お前は健康で良いな」と言ってくれるけど,
それだっていつまでも続くわけじゃあない。てかその友人たちだっていつかは・・・
いつの間にか本当に年老いてしまったんだな。そう思う今朝の気分でした。
ゆんべの夢の中で「お前,この土地に住めば良いじゃねえか」と友人に言った。
その友人の姿は急に見えなくなって目の前の柱には不気味な大蛇が巻き付いていた。
「うわっ!」と驚いて叫び声を上げた途端,目が覚めた。あの友人は亡くなった親友だった。
なあんか変な夢を見るもんだ。そう思いましたが,どうにも吹っ切れない。
こんなことの裏返しが「調子良い♪」って日記になるのかもな。
無事に今日も元気に生きている自分に感謝。
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