詩

『貝殻の風景〜像』160330


目をつむれば残像
何が残した姿
そこに有ったはずの光を
幻が証言するだけ

目をつむらなくても
私は貝殻の中でひとり
壁には
現実という名のスクリーン


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以前mixiの或る所に置いた二つの詩を合体させたもの。
題名の「貝殻の風景」は自作の小説の題名ですが、この言葉は私のお気に入りなので、これからも詩の題名にちょくちょく使用すると思います。