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2015年02月22日02:38

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詩『アーカイブルーな空から《改稿版》』



どこまでもわだかまる高い空から
身をなげた花びらは私を貫いて
ひき裂いた稲妻がぎこちなく照らしだす
真白の

青白く浮きたつ枝のあみ目から
遠い耳もとをかすかに、声
虚ろなさえずり
落ちていく姿に閉ざしたまぶたが
また空をうつし出す
花びらが、また



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