●2013年12月19日(木) まだ外は暗いです
▼もしもし、きつねくまぞう です。
まだ、起きてはった?
よい子わ、はよ寝てください。
さっきまで、ナラトさんと再会を祝して
呑んでました。
ナラトさん、オレとまたあえて
よっぽど、うれしかったのか
ウィスキーのオンザロックと
焼酎のお湯割り飲んで、寝てしまいました。
▼ナラトさんは、もし、どーしても
また管理人のしごと、またやらなアカンときは
オレにかわりに、出てほしいと思うとったらしい。
でも、派けん会社と話して、もう行かんことに
なったらしい。
オレも、それの方がええとおもう。
▼それで、オレが来たら、
お酒をいっしょに飲んで、二人でしゃべったこと
「獺狐余話」いう題で書くらしいねん。
「獺」は、「かわうそ」で、
「狐」は、オレのことで、
「余話」は、はじめ「夜話」にしとったんやて。
千夜一夜みたいに、夜に話するのが「夜話(やわ)」で
話の中のおちこぼれた事、話すのが「余話(よわ)」やと、
ナラトさん、ゆうとったわ。
オレ、「夜話」ゆうたらエッチな話もするんかと
思うとったけど、「やわ」とか「よわ」とか
なんか、ややこしい。
それから、「獺」は音で「だつ」と読み、よう知らんけど
ナラトさんのことやて・・。
▼ナラトさん、飲みながら、
「まあ、キミ。この『本』、この『本』・・」
ゆうて、オレに一冊の「本」見せるんや。
人間ゆうのは、可哀想やナーと、オレ思う。
キツネみたいに、林の中で空気吸うて、空見て、
草の匂いかいだりして、ゆったりしてると
なーんか、納得するのに、人間は、まあ
「本」読まなアカンらしい・・。
ナラトさんの淡路のおっちゃんも、ナラトさんとこ
来たとき、居間の大きな書棚や、寝間やトイレの前の
本箱や、べらべら「本」が置いてあるナラトさんの
部屋見て、
「こんだけ、『本』読まな、生きていけんもんかのー」
と、ゆうたらしいわ。
まあ、「本」を読まんとわからん、というのは、ちょっと
頭悪いようにも、思うたりするけど、しゃあないなーと
ナラトさんのこと、オレは思うとる。
▼その「本」ちゅうのは、これなんですが・・・。
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