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2010年12月31日00:12

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■30日の夜

●12月30日(木) 曇り 雪

 ▼16日、先週の金曜日は年休だった。
  おとといの23日の金曜日も天皇誕生日で休みだった。

  3日働いて1日休み、1日働いて2日休む、
  そんな週が二週間続いた。

  一足お先に「仕事納め」ができるほどに、仕事は滞りなく進行し、
  家に帰っては、のんびり、というか
  怠惰な、というか、年の瀬にもかかわらず
  それらしい準備もしない。
  それで、ちっとも正月が来そうな気がしない。

  妻もそうらしい。
  寝転んで、「数独」をやっている。


 ▼公開はしなかったけど、そんなことを書いたのは25日のこと。

  きょう長男が夕方、博多から帰って来た。
  恒例になっている大阪・心斎橋の次男の店の訪問は
  雪が降り出して、私が眠っているあいだに
  長男ひとりで出かけていった。

  妻は仕事からもどってくると
  「二十二年ぶりに、31日が休みになった」
  と言う。

  「これで少しは、正月の準備ができるわ」
  とも言う。

  夜中、12時を回って長男が帰ってくると
  「三宮で何か食べて帰ろうと思ったけど、地下鉄の終電に
   間に合わないような感じだったので、食べずに帰って来たんだ」
  と言って、台所にあったインスタント・ラーメンを啜った。


 ▼今年もあと一日。
  特別、何する訳ではないが、
  机の周りのかたづけと、正月の買い出しぐらいが
  私の仕事。

  流しに、塩抜きのために漬けられた
  数の子が置いてあり、
  ひっそりと30日の夜が過ぎていた。


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