■小声で話す
●ゆうべだけには、限らない訳だけれど
まぁ、きのうは夜遅くまでパソコンいじって遊んでいた。
訳わからずに
本や雑誌の整理のために
あるいは捨てるために
訳わからずに
開設。
など、してた訳だ。
すると、妻にみつかって
「ちっとばかり調子がいいモンだから
目を離すと、これだ。
油断もスキもあったもんじやない!」
と、叱られて、こそこそと寝た。
●寝ているときでも、ドパッと胃酸が分泌することがある。
そんなときは、どんな夢を見ていても目が覚める。
きょうもそんなことで、起きると、妻はもう起きていた。
「あんた、早いじゃないの
もうちょっと、寝らんとネ!」
と注意を受けたが、事情を説明すると了解してくれた。
で、私は、妻がきのうも買ってきてくれた「スイカ」を切って
食べる。
うまい。胃袋にモノが入っていく感覚がする。
●きのう妻は休みだったので、出かけたついでに
ムスメのところにも寄った。ムスメ一家といっしょに
近くの家電量販店に行くのが目的みたいだ。
ムスメのところは公団の5階部分なのであるが
クーラーがない。
我が家にもクーラーはない。
明石に住んでいたころは、クーラーがあったが
ここに引っ越してくるときに、それは上の階の人に
あげた。
もう、23年もクーラーなしの生活をしているが
扇風機になれると、こちらの方が
このあたりの気候と我が家の風通しなら、かえって
快適のように思える。
しかし、ムスメのところは陸屋根・直下の5階で、
今年が長期修繕の年にあたっているとかで、
もうすぐ建物全体に足場が組まれ、窓もベランダも、
シートですっぽり覆われるらしい。
狭いところに5人も居り、少しずつ子供も大きくなって
しかも、梅雨と夏場、シートで囲まれるとなると、そりゃぁ
蒸し暑かろう、ということで、クーラーか送風機か
何か、涼のとれる家電製品を購入しようということで
買い物に行ったらしい。
●で、見た結果、そこよりヤマダ電機が安いということになり、
また後日、ヤマダ電機買いに行くことになったらしい。
その買い物から帰ってだろう、妻から電話があった。
「もうすぐ帰るけど、何かいるもの、ある?」
「いやぁ〜、ないけど〜。
・・ あっ、もしスイカ、スイカあれば
スイカね」
「わかった。それじゃぁ。
あ、ちょっと待って。
アキラが話があるって」
・・・・
「もしもし、この度は迷惑かけてます。
日曜日に行きますので、お願いします」
「日曜日ね。それじゃ待ってる」
●ややこしい話の続きのようである。
でも、珍しいことがあるものだ。
<この度は迷惑かけています>だなんて。
まあ、殊勝なこと。
どの程度ややこしいのか、聞いてみないとわからないが
それでも、一応自分で断りを入れてくるところナンかは
少し成長していると評価してもいいかナーと
思ったり・・・。
●スイカを食べながら、妻とも、そんなことを話した。
NHKでは、朝の連続ドラマをやっていた。
続けて、70歳のフラメンコ・ダンサーの話をしていた。
スイカを全部食べても、まだ何か胃袋に入りそうだった。
妻が帰りに298円のを半額で買ってきた、エビやチリメンが入った
「炊き込みご飯」を持ってきた。
味付け海苔を刻んでふりかけ、食べた。
おいしかった。
「これ150円か。安いなー。
こんなの食べてたら安くつくなー」
「そーなのよねー。家で作るより
よっぽど安いのよねー」
「それに、うまいしなー」
別に、他人に聞かれてよくない話をしていたわけではないのに
どうしたことか、二人とも小声で話していた。
何か、こっそり「儲かった話」をしているような感じだった。
それに気づいて、顔を見合わせ二人して笑った。
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