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2009年08月18日03:01

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■残暑

●8月17日(月)  晴れ

 子供のころ、昼間に思いっきり遊んで
 夕飯になって、みんなで食卓を囲んでご飯を食べていると
 食べながら持っている茶碗をポロリと落とす、ということが
 ときどきあった。

 夏休みの思い出である。


 茶碗が手から転げ落ち、中のご飯も
 茶碗の丸い形をして、茶碗から畳に転げ出た。

 叱られたが、また一口、二口食べていると
 茶碗が手元からポロリと落ちた。


 そのくらい、よく遊び
 夕食のとき、ご飯を食べながら眠くなった。



 ●天気予報を見ていても、関西地方が
  最高気温が軒並み高い。
  
  今週いっぱいは、こんな暑さが続くという。
  湿気が少なくなったといっても、なんせ
  地面が熱くなっており、道路の照り返しと熱風にやられる。

  夕方の5時25分。
  街はまだ暑気に煽られている。
  喫茶店で、松岡正剛『多読術』を読む。


  快適に読み飛ばし
  残り10ページくらいのところで店を出た。

  陽は西に落ち、夏の夕方になる。
  盆を過ぎると夕方は、昼間とくらべ
  気温がかなり下がる、そのことがわかる。
  風が立つ。

●「凌ぐ」という言葉を思い出す。
 「朝晩、しのぎやすくなりましたねー」という常套の挨拶に使われる
 「しのぐ」という語感をはっきり意識する。


 色川武大の作品に出てくる「しのぐ」である。

 生きていくことは「しのぐ」ことであると彼の作品は語る。
 そんな言葉が、普段、何気なく交わされる
 夏の暑さににも使われていたことに気づく。


●このところ、毎日、日記をつけるようにしているが
 当日分の日付の予約もせず、晩飯後、眠ってしまって
 いま日記をつけている。

 
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