■里中哲彦「まともな男に・・」
●話がいつも長いので、結論を先に言っておく。
・里中哲彦「まともな男になりたい」/ちくま新書592
(2006年4月10日 第1刷発行 700円+税 もう販売中)
この本は「まともな本」である。
とりたてて、特別のことを言っていない。常識と思える範囲の
ことを言っている。(小さなことを言えば、異見はあっても)
そして、読んでいい本である。
(まだ、途中までしか読んでいないが・・・)
そして、読みながら、自分の考えと照らし合わせ、そのそれぞれの
文章に自分の書き込み、意見を提出できる本だ。
●だから、「読書会」のテキストに使ってもいい。
(ヘンな推薦の仕方だが・・・)
私は、この「里中哲彦」さんという人は初出である。
読んだことがない。きょう(日付が変わったから昨日か)
初めて知った人だ。
1959年生まれ。私とは一回り以上ちがう46、7歳くらいの人だ。
でも、大体のところで、私はこの人の感じ方と似たところがある。
意見にも同意できることが多い。
(全部も読まず、そう言えると思う)
それゆえ、私は、私より若いこの人に同情する。
そして、声援したい気になる。
●「作品」として成功しているか、否か
また、当たるか、否か、
そのことを別にして、この人は、まぁ「まともな人」だと思う。
そんなわけで、私はこの「本」を推す。
とりあえず、結論のみ。
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