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日記一覧

ローリングステーン
2015年04月26日16:43

てなわけで。黒潮ラインから須崎市街へ出るあたりの道でステーンと一発やってみました。左手のひら、左ひじ、左ひざと左側擦りまくりフェアー2015です、オス。だいたいおれ転ぶとき右を打つんですけどね今日は珍しいですね。でも、須崎を目の前にして引き返す

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「朝の祈りを夜まで持ち越すわけにはいかない」ときみは美しいキャンドルを叩き壊してご満悦、でもおれはそんなきみの姿にこっそり吐気をもよおしている…インディペンデントのスピリットを取り違えているきみ、そんなきみの願望はきっと偶像視されることさ―

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今回のゲストは「コワい女」より鋼ちゃんです。この企画思いついたおれはすごいと思う。描いてる時は意外と気づかないのよ腕の位置がおかしいとかさ(笑)鋼ちゃんの身体が…!

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もろもろ
2015年04月20日21:58

「ひかりTV」この春に「ひかりTV」を導入しました。スカパーとかのチャンネルが制限されたヴァージョンをネット経由で楽しめます、というものです。久しぶりのスペースシャワーとか映画チャンネルとか実に楽しいこの前酔拳みたわ子供のころ以来でいろいろ面白

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長い長い回廊の内側に等間隔で開けられた正方形の小さな窓からは、中庭が見下ろせる、回廊もおそらくは正方形で(と言うのは、まだすべてを歩ききっていないからで)、その回廊に囲まれた中庭も、きっとそうだろう、中庭の中心と思しき場所には遠い昔に涸れて

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ミーナ
2015年04月05日14:02

色褪せ、草臥れた雑草の中から、あの子の可愛い手の平が少しだけ覗いていて事態はようやく動き始めた、おとなたちが騒ぎ、こどもたちが泣き、見つけられた子の両親が呼ばれた、検査の結果残酷な行為の末に殺されていたことが判った、子供の母親は泣き崩れその

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明かりの落ちた街路を歩くときにくらがりに身を隠した名も知らぬだれかの歌声を耳にするときに目の潰れた犬が引っ掻くような声で鳴いた脚がひとつだけの男が飛蝗のように跳ねる去年の蝉の抜殻が風に揺れて誘うような音を立てる鍵を削りながら気がふれた末期の

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ヘイヴン
2015年04月05日13:59

異能の血液たちが沸騰をはじめて正常な皮質がひび割れる構成する様々な体液たちが色を変えながら肌を染めながら―グラスウール敷き詰めた壁の中行くあてをなくした歌声の屍骸羽虫のようにバラバラで塵のようにあっけなかったいつかはなにもなかったことになる

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点滴と注射で生きるために必要なものを身体に流し込み、ただ睡魔と排泄の欲求に従って毎日を生きているあいだに、いつの間にか脚の傷は塞がって抜糸も済んでいた。俺がそれを教えてもらったのはようやく身体に生きている実感が沸いてきたひと月ちかくたったあ

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いままで一度だって、あんな気分で自分の家のドアを開けたことはなかった。鍵をかける音があんなに、世界の終わりを告げる音みたいに聞こえたことはなかった。松葉杖をついて、列の先頭に立ち、あの路地を目指して歩いた。まるで人通りのないところを歩いてい

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それから、俺とヒロコの二人きりの生活が始まった。俺たちは気ままに眠り、起き、抱き合い、一日に一度だけ僅かな食事をした。それは永遠に続くかのような空気だった、幸福とか、愛の日々とか、そういうものとも違っていた。まるでずっと気持ちよく酔い続けて

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それからの日々がいったいどれだけの時間だったのか俺にはよく判らない。とても長い時間だったような気がするし、あっという間のことだったような気がする。時間軸が奇妙にねじれていて、確かにつかめるものがなにもないような時間だった。最初の何日かは何事

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