mixiユーザー(id:9160185)

日記一覧

豪雨の窓辺で蝋細工の悪魔が猛り嗤っている気がしたハリケーンの夜、あれはいくつの時の記憶だったのか、脳の片隅で日付を失くしていた、スマートフォンのお前のデータをダイヤルしていた、深い眠りも覚ますほどコールし続けたけれど、いまはこの世界には存在

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遺失の痣
2020年11月22日00:50

蜥蜴が乾涸びて鮮やかな炭になってた、それは現実に路上で起きたことだった、だが俺は、どうしてもそれが真実だと信じられなかった、時に真実はあまりにも単調で、ウンザリするほど単調に過ぎる、踏みつぶせばそれは、形を失くすだろう、踏みつぶせばそれは、

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過去の歌、散らばる道
2020年11月19日22:57

昨日の雨が水たまりのまま凍りついた海沿いの二車線は曇り空の下で果てしなく寒々しくわたしはブーツの滑り止めの具合を確かめてから葬列の最後尾に着くみたいに歩いた水平線は薄明りと虚無に飲み込まれていてどれだけ歩いてもそんな曖昧な世界が確かにずっと

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無数の砂鉄が強烈な磁力に引かれある一点に群がるみたいに闇がひしめき合っていた、密度は増し続け、それは完全なる黒とでも呼べそうな、もはや重力と呼んでもかまわないようなそんな黒だった、俺は緩慢な瞬きのようにゆっくりと目を開いては閉じてを繰り返し

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本当に素敵なところでした。また行きたいです。

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詩人PV9
2020年11月09日23:15

今回は四の五の言わない。とにかく見てみて頂戴。

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不調の正体がなんとなく判明してからひと月くらい経ったのか?動けなくなるようなことはもうなくなったけれど、胸の違和感は依然消えぬまま。ひどい時は喉が強ばり、まぁ呼吸に支障はないけれどこのご時世呼吸器系は不安感チョーヤバみ〜?使い方間違ってる気

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ほんの、少しだけ濡れた
2020年11月04日22:01

忌々し気にジャングルブーツでガードレールを蹴飛ばした女を横目で見ながら今夜の行く先を探してる、夜は突然に身も凍るほど寒くなり、そしてポケットには僅かな金しかない、一時間でいい、ほんの少し腰を下ろして、疲れた身体を休めることが出来るところを思

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色褪せない渦巻
2020年11月03日14:06

五年ぶりくらいに観たがやはり強烈。いままで迷曲と呼んで何度も紹介してきたがもはやこれは冥曲なのではないだろうか。

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