アキさんの家の玄関は広く、右側に書斎、左にダイニング、その隣がリビング。ダイニングの奥がキッチン、それぞれがゆったりと広く整頓され、掃除が行き届いている。今日はアキさんの家族の写真が見せてもらえるとワクワクしながら入った。お父さんも妹さんた
夕方5時からの鍋私も含めて6人のお嬢さん方で、久しぶりの宴会。みずみずしい大根が手に入ったので大根を利用したおつまみを2品。コンニャクのキンピラも。それに最近寿司を配達してくれる日本食材店が現れたので、そこから寿司も。それらを前菜にまずはワ
アキさんを訪問するために2時間の余裕を見て家を出た。何しろロンドン南東から北東に横断。電車と地下鉄3回乗り換えての旅。ちょうど2時間後目的の駅について、さて駅のどっち側だろうと呆然としているところにアキさんから電話が入った。アキさんの説明に
高校時代の同級生立美さんと私は学年こそ違ったが、東京で同じ洋裁学校に通っていた。私は同じく同級生の親友(後に絵描き)とほとんどの時間を過ごしていたので、立美さんとはあまり交流がなかった。だからその頃立美さんの親友がアキさんだということも知ら
最初に書くべきだったが、アキさんは素朴で実直だなあと強烈な印象を受けたことがある。あの日アキさんが入ってきてコートを脱ぎながら、そのまま孫娘とボーイフレンドがいるキッチンに入って大声で挨拶しているのが聞こえた。孫娘はジャマイカ、イギリス、日
高校時代の同級生立美(たつみ)さんとアキさんの出会いは東京での洋裁学校だと分かった。二人の出会いは1963年頃のこと。以来二人は親友なのだ。なんと言う偶然、私もその洋裁学校に嫌々ながら通っていた。アキさんのことは何も知らないまま。アキさんの
40年前にたまにロンドンのボロアパートに遊びに来てくれた高校時代の同級生は大人に言わせるとよくできたお嬢さんだった。勉強もできおしゃれもこざっぱり、よく気がつき礼儀正しい。立美(たつみ)さんは模範的な娘さんと言える。「その立美さんとどう知り
待っていたドアベルが鳴った。そこに立っているのは40年も前に友達を介して2、3度ほど会ったことのある女性。そして6年前やはり同じ友達を介して久々の再会。友達は高校時代の同級生(絵描きの親友とは別の)だが20代後半しばらくイギリスに滞在してい
高校で知り合った親友と私たちは、卒業後しばらく東京に住んだ。彼女は美大受験の準備、私は何故か大嫌いな洋裁の勉強をしていた。が、やがて二人ともイギリスに来てしまった。彼女は美大生、私は主婦。やがて彼女も結婚、主婦業を終えたのち再度美大生、やが
今年の夏は雨と曇りの日が多く散々だった。畑の野菜はナメクジとカタツムリに食い荒らされてしまった。が、昨日は突然の気持ち良い暑さだった。続いて今日も。早朝は朝焼け朝食は久しぶりにパティオで爽やかな空気に包まれて。引き続き読書途中玄関をチェック
火曜日はゴミ回収の日。どこか近所に放置されたビン(ゴミ箱)を回収に出た。その前に溜まった落ち葉等を掃くのだが、その前にずいぶん蔓延ったスイカズラや蔦を切ろうと決心し奮闘。翌日は池のそばの倒れかけた板塀に蔓延った蔦が太陽を遮断しているので整理
SNSでローソンで200円(£1.31)の弁当が発売と出ていた。ウインナー5個入った弁当。これで助かっている人もいるのでしょうねと、コロナ下で仕事を失った人たちや路上生活の人たちを想像していた。ところがそのリコメに驚いた。この弁当と公園の水で
5月最後の日曜日、友達から食事をしましょうとお誘い。天気が悪い毎日で引きこもっていた私は、嬉しい誘いを受けることにした。灰色の肌寒い毎日から突然気温も上がり、太陽も輝く中で今年初めてのショートスリーブ姿で出かけた。電車と地下鉄を乗り継いで、
という怪しげなタイトルに惹かれてドラマを観た。ストーリーは結婚式から始まる。家族全員が反対の結婚。なぜなら新婦はソープ嬢だったという噂。主役の男性は(役所広司)実はこれが2度目の結婚式であるというところから始まる。彼は霊柩車の運転手。ある時
雨ガチで曇りな5月もやっと晴れるようになり、気温も最高気温13度から17度と上がってきた。庭は雑草でうめつくされている。けれど蜂がたくさん雑草の青い花に群れているのが嬉しい。室内で育てていた紫蘇、牛蒡、大根の苗等を畑に移植しようと張り切った
映画「氷点」を観た。確か前にも観たことがあるが、これはもっと古いもので若尾文子とか船越英二が主演している。相当古い。妻が自分の経営する病院の若い医師と不倫していたと思われるその日に、外に出されて一人で遊んでいた娘が殺されるという事件があった
昨日は寒かった。けれど外は春の日差しが溢れていた。いかにも暖かそうに見える。そこでパティオ(中庭)で読書することに決めた。日差しに包まれて読書を楽しんでいたが,陽が欠けると身に染みて寒い。そこでリビングに引き返す。何度か出たり入ったりを繰り
明日11日は絵描きの親友の誕生日。78歳になる。私たちは高校で出会った。不思議なのはお互いがお互いの名前を出会う前から知っていたこと。中学校で仲良しの友達が彼女と同じ小学校だったので,よく知っていて彼女の絵の上手さや母親の自慢の娘なんだとか
なんかいたずらしたくなるのがエイプリルフールまずはBBCでのニュースを確認。毎年何かしら嘘のニュースを流すらしい。毎年確認しているわけではないが、もうずいぶん昔だったが朝のニュースで木からぶら下がっている紐のような長いものを採取している映像が
· 美容の通訳をしていた私はある時期毎年ビダルサスーンの方々と仕事で東京に行くという幸運に恵まれました。サッスーン杯(サスーンカットコンテスト)の為にVSチームと東京で仕事していた時のある夜の話。専門雑誌「新美容」に執筆した散文の一部です
1月2月は曇りまたは雨の日が多いロンドン。私の寝室は3階なのでカーテンは閉めない。夜は月が見え、朝目覚めると空が見える。残念ながら雨の日は空は見えない。ほとんどの日は曇り空けどお日様も顔出したそうけどたまにはこんな朝日に起こされる。わー、嬉
目覚めた時空を見たら灰色で寒そうだった。日曜日だし,温かいベッドでのんびりを決め込んだ。階下に行って3匹の雄猫たちに朝食を与え,クロワッサンとミルクコーヒーをベッドで。その後Youtubeをしばらく見ていた。不思議なほどの静寂と和らぎに頭を窓に向
70年代に放映された山口百恵主演のドラマではなく、綾瀬はるか主演のもの。何も予備知識なく見始めたのだが、昭和っぽい匂いがぷんぷんなので、最後まで見ることにした。二人の女性の孤児の両親が見つかるが,一人は検事の娘、一人は殺人者の娘として対照的
2017年の日記です。絵描きの親友から電話。彼女は10月から2ヶ月半日本で過ごし、東京、岡山、山口で個展を開きクリスマス前にこっちに戻ってきて以来まだ会っていない。クリスマス中は長男の家で孫たちの面倒を見ながら過ごしている。長男夫婦は仕事柄
今英国は同居人以外の人に会うことは禁止。どうしても会わなければならない時は野外で1対1で。なので正月は仲良しと集まって宴会もできなかった。料理もする気にならなかった。ただひたすらの寝正月。2年前はこんな風に楽しんでいたんだなと懐かしい。「そ