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2021年01月06日21:44

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その時が来た

今英国は同居人以外の人に会うことは禁止。どうしても会わなければならない時は野外で1対1で。なので正月は仲良しと集まって宴会もできなかった。料理もする気にならなかった。ただひたすらの寝正月。
2年前はこんな風に楽しんでいたんだなと懐かしい。

「その時が来た」
昨年の夏の終わりにいただいたお土産は、びっくりするほど立派な栗羊羹。
これは一人では食べるには勿体ない。
ぜひ親友たちと一緒に賞味したい、という想いで大切にとっておいた。
ところが皆さんの都合がなかなかつかない。
秋も過ぎ忘年会もできぬままだった。
そんな年の暮れに通訳しながら音楽活動を続けているKさんから電話があった。
「今ロンドンなの。友人の家の留守番をしているので、チャンスだから新年会をしようかなと計画してるのだけど、どうですか?」
私たちの親友の会社勤めのKさんも2日なら都合がつくとのこと。
2日なら元気になった絵描きの親友も我が家。
「それ良いわね、やろうやろう」
はしゃいでしまった。
「いつもKOKOさんにご馳走になっているので今回は私が用意するから、ぜひぜひやりましょう。お重を用意する予定なの。」
とKさん随分と張り切っている。
やった。
デザートはあの栗羊羹!
私も2、3品用意していよいよ宴会。
Kさんが用意した御重はお正月らしい雰囲気を醸し出して、ウキウキしてきた。
早く早くと急かしてしまう。
馳走も五目寿司も食べ尽くし、雑煮も食べしばらく休んでいよいよデザート。
ふふふ、あの栗羊羹。
みんなびっくりするぞー。
ところがKさんはぜんざいも用意していた。
あら、嬉しいけれど、、、、。
ぜんざいを楽しんだ後はもう何も入らなかった。
というわけで、今私は待望の栗羊羹を独り占めして楽しんでいる。
バンザーイ、あけましておめでとう!
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