毎日海辺の街の病院に駆けつけてくれる次女の友人の数に驚いた。が、それ以上にその見舞いが義理や形式ではないことにはもっと驚いた。彼らは皆ショックを受け心から悲しんでいた。そしてたまに誰かが次女との思い出を語り泣いたり笑ったりした。彼女に出会え
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突然脳梗塞で死んだ次女。心の準備はなかった。それは次女の大勢の友達も同じだったに違いない。昨年から私は持ち物の処理を始めていた。仕事関連の書類や膨大な美容写真。本や衣類。随分と処分したつもりだがまだまだ余計なものは山とある。100%私が先に
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