書き続けられるかどうかわからないが、とにかく書いてみようと思った、次女のためにも私のためにも。というのも私は次女の友人たちほど嘆き悲しんでもいず、ほとんど何事もなかったかのように暮らしているから。それがかえって怖い。次女が訪れていた親友夫妻
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あの夜電話があったのが10時半頃だったろうか。次女の訪問先の男性からだった。彼は小学校時代からの親友で、中学校時代の次女の親友と結婚していた。いわば夫婦二人とも親友な訳だ。次女は彼らのもとで数日間を過ごしていた。意識がないのだとか、発作が起
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